阪神・佐藤輝明、憧れイチロー氏のような活躍誓う!09年WBC決勝戦「マジで見ていた。かっこいいなと」

[ 2026年2月6日 05:15 ]

阪神・佐藤輝明は色紙に「世界一」と書き込んだ(撮影・椎名 航)
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 阪神・佐藤輝明内野手(26)が、3月に控える第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、イチロー氏(52=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)のような活躍を誓った。小学生時代には打撃フォームのマネもした、日米通算4367安打を誇る憧れのレジェンド。09年の第2回大会の決勝で同氏が決勝打を放ったシーンを胸に刻み、持ち味の長打力で侍ジャパンの連覇への貢献を目指す。チームはこの日、キャンプ休日で、6日から始まる第2クールに向けて英気を養った。

 イチロー氏を語るとき、佐藤輝の目は少年のように輝く。自身初となるWBC開幕を1カ月後に控え、憧れの人の姿を思い描いた。

 「2回目優勝のイチローさんのタイムリーとかね、マジで見ていたので。子どもながらにかっこいいなと思いながら見ていました。一番記憶にあります」

 09年大会は、決勝・韓国戦で放った同氏の2点中前打によって、侍ジャパンは第1回に続く頂点に立った。その場面は、当時10歳の少年の脳裏に深く刻まれた。くぎ付けになったのは、WBCだけではない。マリナーズの背番号51として躍動するメジャーも熱心に見た。スイングのマネもした。熱心なファンだった。

 「僕が野球を見始めたころはイチローさんがマリナーズだったので、それを朝に見て…という生活をしていた。見てから学校に行っていた記憶がある」

 今回の戦いでは、世界一に導いたレジェンドと同じように、バットでの貢献を目指す。それも、昨季40本塁打でタイトルを獲得した長打力で日本の力になりたいと考える。

 「打つしかないんじゃないですか。その思いだけ。(監督の)井端さんもホームラン、長打とすごく言われている。自分の長所はそこと思っているので、発揮できれば。(本塁打を)打てればいい」

 オフにトレーニングに励み、体重は自己最多102キロになった。胸板は分厚くなり、太ももは一回り太くなった。1メートル87の体に力がみなぎる。「軽く打って同じ距離を飛ばしたい。強く振らなくても飛べば、体の負担も減るし、再現性も高くなるかな」。剛速球投手ぞろいの国際大会で結果を残すために、“マン振り”を卒業した。

 メジャーで2年連続MVPに輝いた大谷と初めて同じチームになる。対戦相手だった23年3月の強化試合では、打撃練習を食い入るようにみつめただけに「生で見て感じたことを、チャンスがあれば聞いてみたい」と胸を躍らせる。イチロー氏、そして大谷。2人のスーパースターに近づく活躍を見せたとき、かつての自分が憧れたような、子どもたちのヒーローになっている。(倉世古 洋平)

 ≪一塁守備にも意欲≫
 ○…佐藤輝は一塁守備にも意欲を見せた。「やれと言われたら、もちろんチャレンジしてみたいなという思いはありますけど」。三塁、右翼だけでなく、出場機会を求め、井端監督のどんな要求にも応じる構え。また、制限時間の残り8秒までに打席で構える必要があるピッチクロックについて、「打席に入る時のルーティンもちょっと変えないといけないかもしれない。準備をしておきたい」と対応策を講じるようだ。

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