駒田徳広氏 巨人初のFA移籍…その裏にあった藤田前監督のバックアップ「近藤アキのところ行け」

[ 2026年1月22日 20:20 ]

駒田徳広氏
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 昨季限りで巨人3軍監督を退任した駒田徳広氏(63)が20日に放送されたBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)にゲスト出演。1993年にFA宣言し、巨人から横浜(現DeNA)に移籍した“背景”にあった藤田元司さんのバックアップを明かした。

 入団時の指揮官だった藤田元司監督が1992年限りで退任し、1993年から長嶋茂雄監督が復帰。長嶋監督からも期待してもらっていたが、この年の駒田は「自分でも考えられないぐらいの」打撃不振に陥った。

 そして、「そんなの表に出てちゃダメなんだけど、落合さんがいらっしゃるってことはお盆過ぎぐらいから噂で…」と中日・落合博満が巨人にFA移籍するのでは?という噂が球界を駆け巡る。

 その後、「いろいろ話し合おうと思ったんだけど、なかなかうまくいきませんでした、正直。長嶋さんとも、コーチとも。そこで初めて前年の監督だった藤田さんに連絡入れたんですね」

 悩んで電話してきた駒田に藤田前監督は冷静だった。

 「“売り言葉に買い言葉みたいな感じでな、お前のことだからな、出て行ってやるよ!とかいうんじゃないぞ!”って叱られて。で、いったん電話切ったんだけど。1時間ぐらいかな、40分か1時間後ぐらいに電話かかってきたんですよ、藤田さんから。それで藤田さんが“お前、FAしなかったらトレードになる”って。調べてきたんでしょうね、前年まで監督だからチーム内をちょっと藤田さんなりに。ただ、トレードっていうのはギリギリでポシャってしまった場合に“ジャイアンツに残ってしまった場合の君のモチベーションが一番心配なんだ”って。“ちゃんとやれるか?”って。“お前(巨人を)出るだけの勇気と根性あるか?”って言われたんです。“覚悟してます”って。“じゃあ、出ろ”って」

 そこから一気にFA宣言する方向に。

 「藤田さんの言い方は“近藤アキのところに行け”。それだけ」。藤田巨人でヘッドコーチを務めた近藤昭仁監督が指揮を執る横浜への移籍を告げられ、「だから、ほぼ決まってました」と藤田前監督の全面バックアップのもとで移籍が決まったと明かした。

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