駒田徳広氏 プロ野球史上初!満塁弾デビューの“裏側”明かす 試合前に王貞治助監督が…

[ 2026年1月22日 18:11 ]

駒田徳広氏
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 昨季限りで巨人3軍監督を退任した駒田徳広氏(63)が20日に放送されたBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)にゲスト出演。プロ野球史上初となる初打席満塁アーチの“裏側”を明かした。

 桜井商(奈良)から1980年ドラフト2位で巨人入り。プロ3年目の1983年4月10日に行われた大洋(現DeNA)戦(後楽園)で「7番・一塁」に入って初出場初先発を果たすと、初打席で満塁アーチを放った。プロ野球史上初の快挙だった。

 実はこの時、一塁レギュラーだった中畑清が試合前練習中に打球が当たって骨折するアクシデント。

 当初は代役にベテランの山本功児を考えていた首脳陣だったが、シートノックが終わったところで王貞治助監督が「駒田、大丈夫か?」と話しかけてきたため「大丈夫です!」と返事をした。開幕2戦目だったこの試合、大洋の先発投手はプロ初先発の右田一彦だったため「去年7本中3本、あの投手から打ちましたから」と伝えたという。

 2軍で前年に7本塁打したうちの3本が右田から。王助監督は「そうか、そんなに相性いいのか。じゃあ、期待できるな」と口にし、急きょ先発出場が決まっての快挙だった。

 あまりに鮮烈なデビュー。「右田さんは真っすぐ、真っすぐで。結構真っすぐに力ある人なんですけど。追い込まれていってファウル、ファウル、ファウル、ファウルで粘っていって。最後に…球種なかったんです、あの人。最後カーブをポンと投げて。それをポンと拾ってホームランだったんです」と振り返る。

 そして、「ランナーに(レジ―・)スミス、原(辰徳)さん、淡口(憲治)さんかな。みんなもう興奮してるの分かってるから全員が“ゆっくり来い!”“(前の走者を)抜くなよ!”って…やってもらいましたね」と懐かしんだ駒田氏。

 「この年のこれがなかったら僕はダメだったと思う。だって1軍上がっても代打で行って、敗戦処理代打ぐらいで三振かセカンドゴロ打って、それ2回ぐらいやったら2軍に戻るんだろうなぁ…って。そういう覚悟してたんですよね。それが(これを機に1軍に)定着することになった」と感慨深げに話していた。

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