NTT西日本・水島滉陽主将が決意新た「本気で日本一を取りに行く」昨年日本選手権は4強&首位打者賞

[ 2026年1月21日 08:00 ]

NTT西日本・水島滉陽
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 社会人野球・NTT西日本の水島滉陽内野手(24)が、悲願の日本一達成を誓った。主将として2年目を迎えた今季。あと一歩で届かなかった昨季の悔しさを糧に、チームを頂点へと導く。

 「今年のスローガンは“Be the Best~Take the top~。本気で日本一を取りに行く。その上で気づき、ポジティブという部分も昨年以上に意識すれば、絶対に良い結果が出ると思います」

 4月のJABA京都大会優勝で好スタートを切った昨季。都市対抗では2年連続の8強、日本選手権では05年以来20年ぶりの4強進出をそれぞれ果たした。わずかに足りなかった部分を埋めにかかる今シーズン。水島がフォーカスしたのは“状況判断”の4文字だった。

 「一人一人のレベルアップも大事ですが、勝つために一人一人が最善の選択をしなければいけない。それが、とっさの状況判断。実戦練習や試合の中で起こったプレーに対して積極的な意見交換をして、各自が引き出しを増やせるように取り組みたい」

 昨季の2大大会で挙げた5勝のうち、1点差を制したのが4試合。残り1試合も延長タイブレークの激戦だった。接戦をものにできたことは確かな財産だが、日本選手権の準決勝・日本生命戦は逆に1点差で敗れた。大会終了後にはミーティングで敗因をフィードバック。状況に応じた打撃の大切さを、改めてチーム全員で共有した。
 
 「試合に出られなかった期間に配球だったり、投手の特徴だったりをじっくり見ることができた。日本選手権では状況を整理して打席に入れたことで、常に冷静でもいられた。課題であったチャンスで一本出すこともできましたし、良かったとは思います」

 雌伏の時を乗り越え、日本選手権で花を咲かせた。3月のJABA東京スポニチ大会終了後にヘルニアを発症。都市対抗では代打として1試合のみの出場に終わった。そんな忸怩たる思いをぶつけるように、日本選手権では全4試合で安打を放ち18打数9安打の打率・500。6打点を挙げる活躍で3番の重責を果たし、首位打者賞も獲得した。昨季の遊撃のレギュラーだった成瀬脩人がDeNAへ入団。水島のヘルニアも快方に向かっており、今季は2年目までの定位置だった遊撃に再挑戦する見込みとなっている。
 
 「中心で出てる選手がやるべきだと思いますし、簡単に変わってはいけない責任あるポジション。任せられるようになるのであれば、それはとても光栄だと思います」

 三塁を守った昨季終盤は、ここぞのタイミングで投手陣に声かけすることを意識した。紙一重の戦いを勝ちきるためには、数字に反映されない部分も決して疎かにしてはならない。「ショートになっても、その経験は生かしていきます」。紛れもないチームの顔として、攻守ともにけん引していく。 

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