阪神・大竹耕太郎 来季“てっぺん”目指す!15勝以上での最多勝へ ハワイ「ココヘッド・トレイル」制覇

[ 2025年12月21日 05:00 ]

ココヘッドの登頂に臨む大竹(撮影・大森 寛明)
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 阪神・大竹耕太郎投手(30)が19日(日本時間20日)、優勝旅行先のハワイ州オアフ島で「ココヘッド・トレイル」に挑戦した。開始直後はスコールに見舞われたが、約45分間を要して1000段以上ある階段を完全制覇。来季は本業の野球でも“てっぺん”を目指すべく、15勝以上での最多勝を目標に掲げた。

 ハワイの街並み、大海、連なる山々を眺め、大竹は感嘆の声を漏らした。「凄い景色っすね…」。午前8時40分にスタート地点に立つと、突然のスコール。“大雨降太郎”ぶりを発揮したものの、約45分間でココヘッド・トレイルを見事に成功させた。

 「思っていた倍、きつかった。その分、達成感があって。ダイヤモンドヘッドよりも景色の衝撃度は上だった」

 過酷な道のりだった。1000段以上ある急斜面の階段と対峙(たいじ)。毎年、「和田塾」で毎日きついランメニューをこなす大竹でも、顔をしかめるハードさだった。「有酸素運動ではなく、もはや、ウエートトレーニングに近いですね。心肺じゃなく、筋肉に来る」。雨水がたまった道に神経を使いながら山を下りきった頃には、足が震えていた。「良い経験になった」。それでも笑顔で振り返ることができたのは、頂上から目にした絶景が疲労を吹き飛ばしてくれたからだ。

 「最多勝ですかね、一番は。勝たないと、というより、ケガなくちゃんとローテを回れば勝てる。全然いける数字」

 来季は野球でも、頂の景色を望む。目標を「15勝での最多勝」に設定。今季は16試合で9勝をマークした。下肢のコンディション不良で開幕に出遅れたため、初登板は5月1日。来季、開幕から1年間ローテーションを守ることができれば、15勝は射程圏内だ。

 「年齢で老いている感覚はない。むしろ動きは良くなっているので」

 来年6月の誕生日で31歳になるが、体力的なきつさを感じることはない。むしろ、身体の操作性は年々向上し、確かな手応えをつかむ。最多勝という絶景を望むために――。26年は開幕ダッシュを決め、1勝ずつ、階段を駆け上がる。(松本 航亮)

 ▽ココヘッド・トレイル ハワイ州オアフ島南東部、ココヘッド地域公園内の火砕丘「ココクレーター」(標高368メートル)にある上級者向けのトレイルコース。頂上へ一直線に伸びる1000段以上の階段は、第2次世界大戦中に使用されていた鉄道の廃線跡を利用している。

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