阪神・石井大智 来オフ以降PSでのメジャー挑戦直訴「球団に権利がありますが…」144%増2億円で更改

[ 2025年12月12日 13:02 ]

<阪神契約更改> 契約更改を終え会見を行う阪神・石井(撮影・亀井 直樹) 
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 阪神・石井大智投手(28)が12日、兵庫県西宮市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸8200万円から1億1800万円アップの2億円(金額は推定)でサイン。交渉では来オフ以降にポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を希望した。

 約1時間の交渉を終えた右腕は「最大限というか。正直、金額的にはそこまで上がると思っていなかったので、すごくそういう評価をいただいて、来年また頑張らないといけないなと思いました」と笑顔で決意を新たに。同時に1年間を戦い抜く難しさも知ったシーズンでもあり「5年目で昨年も56試合投げさせていただいて、そこの経験も今年の登板にすごく役立った部分もありますし、少なからず体のダメージというか感覚の違いもすごく感じた年だったので、体と気持ちの差というのが一番大きなシーズンで、すごく難しかったなと」と本音も口にした。

 交渉では金額よりも、今後についての話が中心となった。「アメリカの野球を経験させて頂きたいと球団に伝えた」とメジャー挑戦の意思を伝達。「海外FAまでは少し時間がある。僕らはいつ投げられなくなってもおかしくないので、球団に権利がありますけど、ポスティングというのを話をさせてもらった」と要望したことを明かした。

 今季は53試合に登板し、防御率は驚異の0・17。自責点のある投手ではプロ野球史上初の防御率0・1点台を記録した。勝ちパターンの一角を担って猛虎が誇る鉄壁のリリーフ陣をけん引し、リーグ優勝の原動力に。レギュラーシーズンで失点を許したのは、4月4日巨人戦(東京ドーム)の1試合だけで、プロ野球記録を大幅に更新する50試合連続無失点を記録。記録を継続させたまま、レギュラーシーズンを終えた。

 今季、抜群の成績を残した要因として「もちろん野手の皆さんのファインプレーだったり、キャッチャーのリードにも助けてもらいましたし、僕以外の周りの方々の支えがあって成績を残せたと思います」と感謝を口にする。そのうえで「個人としては昨年の経験をアップデートする。今年マウンド上で考えるレベルを上げることができたので、そこは少しその数字のはつながっているのかなと思います」と振り返った。

 秋田高専から独立リーグの四国IL・高知を経て20年ドラフト8位で入団。今年11月26日には、高専出身選手では初となるコミッショナー特別表彰を受けた。初めてNPBアワーズに出席した右腕は、来季も「ミスター・ゼロ」継続を宣言していた。改めて意気込みを問われた右腕は「もちろん連覇しか狙っていません」と高らかに宣言。「簡単なことではないので、しっかり相手を分析しながら連覇というところに少しでも貢献できるようにというところと、今年日本シリーズで打たれてしまって日本一を達成することができなかったので、日本一になれるように頑張っていきたいと思います」と言葉に力を込めた。

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