【21世紀枠】北信越「若狭の春団治」たちが52年ぶり選抜前進 元阪神・川藤氏母校「全国のファンに…」

[ 2025年12月12日 19:45 ]

打撃練習を行う若狭・溝上(撮影・河合 洋介)
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 日本高野連は12日、第97回選抜高校野球大会(来年3月19日から13日間、甲子園)の21世紀枠候補9校を発表した。

 北信越地区からは1974年以来52年ぶりの選抜出場が懸かる若狭(福井)が選出された。

 直近4年中3度、県の推薦校に選出されていた中、地区推薦校に初選出。公立校ながら今秋北信越大会に出場した実績、保育園などでのボール遊び教室実施などが評価された。

 同校OBの荒木康監督は「大変光栄に思います。前回の甲子園出場は50年以上前で私も生まれていない。ただ、全国には若狭高校の甲子園出場を待ち望んでいるファンの方々がいる。私も高校時代に甲子園に行けなかったことがきっかけになって指導者の道に進んだので、今の高校生たちと同じ夢に向かって取り組めることを幸せに思います」と喜んだ。

 学校のすぐ近くで育った主将の吉田大晟(2年)は「地元の子たちと甲子園を目指すために、この高校に進んだ。今回は選ばれるだろうと期待していたのでうれしいです」と笑顔を見せた。

 阪神で主に代打として活躍した川藤幸三氏の母校。同氏は高3の67年に甲子園春夏連続出場を果たしている。

 今秋背番号16の溝上広琉(たける=2年)は、福井大会で大先輩のように「代打の切り札」として起用され、正一塁手が負傷した準決勝以降は、先発出場して躍進に導いた。

 「秋は代打での出場になるだろうと思い、代打で結果を残すために練習してきた。チームとしても全国で通用する打力を冬の間に身につけたいです」。強豪私立にも負けず劣らない勝負強さを備える「若狭の春団治」たちが、21世紀枠候補校として春の吉報を待つ。

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