【センバツ】来春21世紀枠候補の長崎西 自作アプリで“頭脳的野球”に磨き、聖地で悲願の校歌斉唱なるか

[ 2025年12月12日 16:08 ]

阪神甲子園球場
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 日本高野連は12日、第97回選抜高校野球大会(来年3月19日から13日間、甲子園)の21世紀枠候補9校を発表した。九州地区からは公立の長崎西が候補に入った。出場2校は一般選考の30校とともに、来年1月30日の選考委員会で決定する。

 過去の選抜には1951年に出場。夏の選手権には1917年、51年、81年に出場しており、計4度聖地に立っている古豪だ。

 練習時間が限られる中、今秋の県大会で準優勝。投手力を軸に「頭脳と粘りの守備」と「効果的に仕掛ける走塁」を武器に1点をもぎ取る野球に徹した。九州大会では27年ぶりとなる白星を挙げ、明治神宮大会を制した九州国際大付には敗れたものの8強入りを果たした。部のテーマは校訓の「自律」になぞらえた「時律」。“データの見える化”を目指して、マネジャーらが中心となってAIなどを用いて製作したアプリ「ImpactStats」「Pitch Plot Navigation System」が練習の効率アップや対戦相手の分析などで活躍している。

 74年前に出場した選抜では2勝したが当時は校歌がなく、旧制中学校の校歌を斉唱した。同年12月に校歌が完成したものの81年の夏の選手権は1回戦で敗退した。学校は爆心地の近く。平和への願いが込められた校歌を聖地で歌うことがOBらを含めた悲願となっている。

【21世紀枠候補9校】
北海道=士別翔雲(公立)
東北=名取北(公立)
関東・東京=上尾(公立)
北信越=若狭(公立)
東海=四日市(公立)
近畿=郡山(公立)
中国=山口鴻城(私立)
九州=長崎西(公立)

 ▽21世紀枠 甲子園への出場機会を広げるために01年の第73回選抜大会から導入。練習環境などのハンデ克服や地域貢献など戦力以外の要素も加味する。秋季都道府県大会16強(加盟129校以上の場合は32強)以上を条件に、全国9地区から1校ずつ候補として推薦し、2校が甲子園に出場。08~23年は3校が出ていたが24年から再び2校となった。最高成績は01年宜野座(沖縄)と09年利府(宮城)の4強。

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