【侍ジャパン】練習試合で2つの違反 ピッチクロック、ピッチコムのナインの反応は? 対応は不可欠

[ 2025年11月10日 17:30 ]

練習試合   侍ジャパン14―11広島 ( 2025年11月10日    サンマリン宮崎 )

<広島・侍ジャパン>4回、ピッチクロック違反を指摘される西川(撮影・須田 麻祐子)
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 野球日本代表「侍ジャパン」は10日、サンマリン宮崎で広島との練習試合を行い、14―11で勝利した。9回終了後にはタイブレークの練習も行った。韓国との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」(15、16日=東京ドーム)を前に、来年3月のWBCで導入されるサイン伝達機器「ピッチコム」や、投球間の時間制限「ピッチクロック」を試した。

 球審はメジャーの審判員のブロック・バーロー審判員が務めた。初回、4点を先制し、なお1死一塁の場面で、打席に入った村林(楽天)が30秒の打者交代で残り8秒までに構えずにワンストライクが宣告され、違反1号となった。村林の打席、場内のスコアボード表示は最初1ボール。2球目ボールになり、球審が気づいてカウント1ボール1ストライクに訂正した。村林は第2打席ではネクストから走って打席に向かった。村林は「思ってたよりも時間がなかったっていうのがあった。相手のピッチャーに合わせてしまって、広島さんは(ピッチクロックが)なかったんで、それで。それを見てやってしまった。なるべく無駄な時間をなくすことだなと思います」と話した。4回には西川も構えが間に合わず、1ストライクが宣告されてのスタートとなった。

 大勢(巨人)は2回から2番手で登板。1イニングを11球で3者凡退に抑えたが、ピッチクロックの中での投球を問われると「意識しすぎて、投げ急いでる感じがして。でも終わってみたら、7秒ぐらい残ってたんで、もうちょっと時間は使えるかなっていう感じですね。今日はもう早すぎたなっていうイメージ。投げ急いでいたので、そういったところからフォームも崩れてくると思う。しっかりルーティーンだったり、やることやってから、投げれるようにできるなっていう。終わってみての感想ですかね」と語った。

 先発出場した森下(阪神)は、中堅の守備でピッチコムを初装着。「センターはあったほうがいい。球種が分かった上でやっている(守っている)安心感はあった」。中堅手は二塁けん制のカバーリングなども含めて必要であるとの考えを示した。打席に関しては「イニング間の時間はわりかしあったかなと思いますけど、投球間や打席に入るまでの感覚は、ちょっと気をつけながら、頭に入れながらやらないといけなかったので、多少の焦りはあったのかなと思います」とした。

 ピッチクロックは、試合時間短縮を目的に投球間に制限時間を設けるルール。MLBで23年から採用された。投手は捕手から球を受けてから走者なしの場合は15秒。ありの場合は18秒以内に投球動作を始めないと1ボールが宣告される。打者交代の時間は30秒に制限され、残り時間が8秒になるまでに打つ準備を整えなければ1ストライクが宣告される。MLBではサイン交換用電子機器「ピッチコム」は22年から導入されている。

 ▼岡本(巨人) (ピッチクロックは)気にならなかった。

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