初回大量失点も「大したもんだ」 広島・新井貴浩監督、4回6失点の先発・辻に「向かっていけるのがいい」

[ 2025年11月10日 17:59 ]

練習試合   広島11―14侍JAPAN ( 2025年11月10日    サンマリンスタジアム宮崎 )

<日本・広> 新井監督(右)と談笑する井端監督(撮影・須田 麻祐子)
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 広島は10日、秋季キャンプ地の宮崎で侍ジャパンとの練習試合を行った。先発・辻大雅投手(21)が初回に4点を失うなど、4回10安打6失点と乱れたが、新井貴浩監督(48)は結果について触れることはなく、向かっていく投球内容を評価した。

 辻にとっては不本意なマウンドだった。初回、先頭の岡林に初球を叩かれ、右翼線二塁打を浴びると2番・牧にもカウント3―1からの直球を叩かれ、左前への先制打を浴びた。森下、岡本にも安打を打たれ、先頭から4連打を許すと、味方の失策もありこの回計4失点。味方が逆転した直後の4回にも2点を失い「最初から飛ばしてやろうっていう気持ちはあったんですけど。それがちょっと空回りしている部分もあったので、いい勉強になったなってのはあります」と振り返った。

 乱打戦の呼び水ともなった乱調だったが、新井監督の評価は全く異なるものだった。結果的に大量点は失ったが、初回の姿勢を高く評価した。「打たれての失点なので、フォアボールが1つもなかったので、こちらとしては大したもんだなと見てました。これをいい経験にしてね、また次にステップアップをしてもらいたいなと思います」。4連打と味方の失策で4点を失ったが、勝負した上での結果だけに、意に介することはなかった。

 高卒3年目の今年7月下旬に支配下に昇格。リリーフとして16試合に登板し、防御率1・13と頭角を現した。10月のフェニックス・リーグから先発に挑戦している。「ゾーンの中で勝負してるからね。まあ連打はあったけど。1つもフォアボールないし。先発に挑戦してね、まだ1カ月ちょっとぐらいだっけ。1カ月ぐらいだけど、やっぱり臆することなく、こう向かっていけるっていうのがいいよね」。将来、先発ローテに入り込んでくる可能性を示してみせた若鯉。イキの良さに指揮官も目を細めるだけだった。

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