落合博満氏 日本ハム・新庄監督の「“優勝しなくていい”は素直な言葉だった」理由は選手育成

[ 2025年10月6日 20:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が6日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。今季パ・リーグで最後まで優勝争いした日本ハム・新庄剛志監督に「監督が思い描いた通りの野球を実践した。見事だった」と手腕を評価した。

【動画】新庄監督の「“優勝しなくていい”は素直な言葉だった」

 「4年前に新庄監督が就任したときに“優勝しなくてもいいんだ”っていうような発言をしたときに、それは指導者としてどうなんだろうなって、いうようなことは言った記憶はある」と、新庄監督が就任会見で発言した言葉に対し、当時はあまりいい印象を持っていなかったことを振り返った。

 常に勝つこと、優勝することしか考えていなかった落合氏にとって新庄監督の言葉は、自身にとっては考えられない言葉だった。しかし、この4年間の戦い、選手の育成方法を見て「当時、監督の目からは、とてもじゃないけど優勝を争えるチームではなかったっていうこと。だから、ああいう素直な言葉が出てきたんだろうと思う。おそらく3年契約をやってて、1年目2年目はどうにかしてチームを立て直して選手を育てる。だからベテラン選手はいなかったでしょ。全員若手だったでしょ」と、“優勝しなくてもいい”という言葉が意味した理由を理解したことを明かした。

 計画通りの選手育成に「ある意味、高校野球なんかでもよく言われる3年計画っていうような意味合いでチームを作り上げようとしたんじゃないのかなと思う。だから1年目からいろんな選手を1軍のゲームに使ったでしょ。終わった時点で、これは1軍で使えるような数字ではないっていうようなコメントを出してたよね。そのコメントの中には、1軍で使えるためには、何をしなければいけないんだっていうようなことは、暗に選手に伝えるための発言だったんだろうと思う。2年目もまだ勝ちには行ってない。3年目でやっと勝てるようなチームになってきたっていうようなことで勝負をかけたたんだろうと思う」と、新庄監督の育成法に納得していた。

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