前田智徳氏 12球団で3割打者は広島・小園だけの惨状に喝「ピッチャーだけの問題じゃない」

[ 2025年9月30日 15:20 ]

前田智徳氏
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 元広島の前田智徳氏(54)が、元中日でメジャー経験もある川上憲伸氏(50)のYouTube「カットボールチャンネル」に出演。両リーグで3割打者が激減した理由を考察した。

 29日終了時点で両リーグの規定打席到達者で3割を超えているのは・306の広島・小園だけ。

 投手の平均球速アップ、変化球の多様化などが要因と言われるが、前田氏は「ピッチャーだけの問題じゃない」とピシャリ。

 下位チームの打者はリードを許す展開が多いため、相手の勝ちパターンの投手と対戦するので打率は上がりにくい。逆に強いチームは打ちやすい。かつてはそうやって投打のバランスが取れていたという。

 近年はビハインドで出てくる投手の質が上がったのか?

 前田氏は「見た感じではそういう風には見えない」と否定した。

 リードした展開で相手投手の質が落ちる4打席目に打って打率を上げていたのが、今はできていないという。

 前田氏は「打者の技術ですね」と指摘した。「理論が変わっている。フライボール革命から角度を付ける打ち方が増えたが、やりすぎると速い球が打てなくなる」と説明した。

 前田氏の生涯打率は・302。広島時代には打率3割2分超えで21本塁打しても年俸はダウン提示されたこともあったという。

 “孤高の天才”は冗談交じりで、「3割いかなかったら首位打者は(該当者)なしですね」と、苦笑いした。

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