37打席ぶり安打が今季1号のオリックス森友哉「僕がほっとしている以上に…」

[ 2025年9月25日 22:21 ]

パ・リーグ   オリックス4―6ロッテ ( 2025年9月25日    京セラD )

<オ・ロ>9回、森は3ランを放つ(撮影・奥 調)
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 オリックス・森友哉捕手が長いトンネルを抜け出した。杉本の適時打で1点を返し、なおも5点差を追う9回無死一、三塁。「フルカウントになった時点で、真っすぐだろうなと思っていた」と、ロッテ・菊池の直球を狙い撃ち。打球は右翼ポールに直撃する今季184打席目での1号アーチとなった。

 9月8日に「右ハムストリングの筋損傷」から2カ月ぶりに1軍復帰も、ホームランの打席前まで36打席無安打。「嫌にはなりますよね。何やっても良い結果が出ないんで」と自嘲気味に苦悩の期間を振り返る。「僕のプロ野球人生で得た引き出しを全て開けてやっていたんですけど、何もフィットしないというか。試練なのかなって」。チームに貢献できないもどかしさに苦しんでいた中、23日のソフトバンク戦前には福良GMや岸田監督ら首脳陣から「気にしてへんからな」と言葉をかけられ、背中を押された。

 「声をかけてもらったのは、僕自身すごくやりやすさもありましたし、その期待に応えたい気持ちもありましたし。きょうの3打席目まではどうしても悔しい思いはあったんですけど、なんとか1本出たのは今後につながればいいかなって。つなげないといけないなって風にも思います」

 森自身も「年をとるにつれて、数より質を求めてやるようになってきていた。もう1回見つめ直して、数をやって体を疲れさせて、その中で何か得るものがあればいいなと思って」と、20日からのソフトバンク4連戦では試合後に敵地に居残り、素振りに取り組むなど不振からの脱却へもがき続けてきた。「僕がほっとしている以上に、多分みんなすごく喜んでくれて、“おかえり”って言ってもらえたんで。たかがホームラン1本なんですけど、それでもそうやって言ってもらえたのはやっぱりありがたい。残り何試合かに向けて、もう死に物狂いでやるしかない」。西川が離脱した中、頼りになる背番号4がさらなる貢献へ燃えている。   (阪井 日向)

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