DeNA・ジャクソン 背面キャッチで10勝! 尊敬するバウアーと同じ神宮で同じ美技「ホントウニ?」

[ 2025年9月13日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA10-2ヤクルト ( 2025年9月12日    神宮 )

<ヤ・D>3回、長岡の投ゴロを背面で捕球するジャクソン(撮影・五島 佑一郎)
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 こよいはスーパージャクソンだ。3位のDeNAは12日、ヤクルトを10―2で下し、2位の巨人に1ゲーム差に迫った。先発したアンドレ・ジャクソン投手(29)が7回を4安打無失点と好投し、来日2年目で初の2桁となる10勝目。球団の外国人投手では史上3人目の最多勝利記録となった。背面キャッチも見せるスーパーな活躍を演じた。

 ジャクソン本人も「やったことなんかない」と目を丸くした「曲芸」が飛び出したのは、3回2死一塁だ。

 長岡の4球目にカットボールを投じると、痛烈なゴロが背後に転がった。右腕はグラブを素早く背中に回し、背面キャッチを披露。投ゴロとし、この回も無失点で終えた。

 「キャッチは素晴らしかったけど、その後のプレーが良くなくて、(一塁送球を)暴投しかけた。次回はこんなことはないようにしたいね」。自身は頭をかいたが、この「スーパージャクソン」のプレーで、一気にチームは活気づいた。

 16安打10得点の大量援護を受け、7回4安打無失点。42日ぶりの白星を挙げ、10勝目に到達した。前回5日に4回3失点でKOされた相手にもリベンジし「今日は自分なりの投球ができ、とても楽しかった」とご機嫌だ。

 「背面キャッチ」は吉兆だった。10勝は23年のバウアーに続き、3人目となる球団助っ人最多タイの勝ち星に「これからも歴史を塗り替えられるように頑張りたい」。実はバウアーも23年8月15日の同じヤクルト戦、同じ敵地・神宮で背面キャッチを決めた。9勝目をマークし、そのまま10勝に突き進んだ。

 ジャクソンは5歳年上のバウアーを尊敬している。2軍練習施設「DOCK」では、2人だけで話すことも多い。球の握り、腕の振り方などのアドバイスを受け、同僚であることに感謝もする。その師匠が神宮で背面キャッチした事実は当然知らない。耳にすると「(日本語で)ホントウニ?」と驚き、「それは素晴らしい」と満面の笑みを浮かべた。

 サイ・ヤング賞右腕に並んで球団の歴史に名を刻み、CS争いをけん引する助っ人は言った。「チーム一丸で2位のポジションを勝ち取る」。2位・巨人と1ゲーム差。「スーパージャクソン」は打倒・巨人に向け、フル回転の働きを見せている。(大木 穂高)

 ≪先制2点打&好リード!松尾が攻守で光る≫ジャクソンと初めてバッテリーを組んだ21歳の松尾が攻守でもり立てた。初回2死満塁で左前へ先制の2点打。守っても好リードで無失点投球に導いた。「(先制打は)ジャクソンに点数をあげたかった。(リードは)直球が良く、それを使いながらどう変化球を生かしていくかを考えた」。三浦監督も「いい流れをつくってくれた」と称えた。

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