ド軍指揮官 100マイル記録した佐々木朗希に「素晴らしい」救援として復帰する可能性も否定せず

[ 2025年9月10日 10:20 ]

試合前に取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしている佐々木朗希投手(23)が9日(日本時間10日)、傘下3Aオクラホマシティの一員として本拠でのジャイアンツ傘下3Aサクラメント戦に先発。5度目のマイナー登板で実戦復帰後、初めて100マイル(約160・9キロ)を計測も5回に突如崩れ、3失点で降板した。

 初回は先頭打者への4球目で100・2マイル(約161・3キロ)。その後、2番打者の初球には100・4マイル(約161・6キロ)を計測するなど、初回だけで3球100マイル超え。実戦復帰後、100マイルを記録したのは今回が初めてだった。

 2回にはこの日最速100・6マイル(約161・9キロ)を計測するなど、四球を出したものの無安打。3回は2番打者に外角直球を弾き返され、右翼線二塁打を浴びると2死から四球も与え一、二塁のピンチを招いたが、最後は内角低めの直球でニゴロに打ち取った。

 4回は2番打者への3球目で再び100・1マイル(約161・1キロ)を計測。球数が増えても球速が落ちないことを証明してみせた。

 ただ、5回に突如、制球に苦しみ、先頭をストレートの四球で歩かせると、次打者に左前打を許し、3番目の打者にもストレートの四球を与え無死満塁のピンチを背負い、4人目の打者の一ゴロの間に三塁走者の生還を許した。なおも1死二、三塁から中犠飛で2点目を失うと、2死三塁から続く打者にも適時二塁打を浴び失点。さらに次打者に死球を与え、ここで降板となった。

 後を継いだ投手が後続を断ち、佐々木のこの日の投球内容は4回2/3を3安打3失点。8奪三振も5四死球を与えた。最速は100・6マイルで、100マイル超を6球計測した。5回を投げきれなかったものの剛球復活もあり、ベンチに戻ると充実の笑顔でナインらとハイタッチを交わした。

 佐々木の登板結果を確認する前に取材に応じたロバーツ監督は、この日の佐々木の登板に何を期待するかと問われると「結果と球の質が改善していることを見たい。リハビリ登板の期限も迫っているので、組織として決断を下す必要がある。とにかく無事に投げ終えて、良いパフォーマンスを見せてくれることを願っている」と話した。

 報道陣から100マイルを記録したと伝えられると「本当か?それは素晴らしい。ドジャースにとっても朗希にとってもいいことだ。登板後に組織で話し合うことになるが、良い知らせだね」と笑顔。これがリハビリ最後の登板になるのかと問われると「まずは今夜を終えてからだ。組織全体で集まって次の計画を決める。正直、今夜以降の朗希のプランは私自身はまだ知らない」と話すにとどめた。

 また、「このシーズン中にもう一度先発登板する可能性は?それとも別の役割か?」と問われると「何でもあり得る。今夜を終えればもっとはっきりするだろう。先発陣が現状しっかり投げているから、その状況を見ながら彼がどこにフィットするかを判断する。朗希自身は早く戻って貢献したがっているのは分かっている」とあらゆる役割をこなす可能性を示唆した。

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