【甲子園】西日本短大付・西村慎太郎監督も感激の劇的勝利「想像を超えるプレーをたくさん見せてくれた」

[ 2025年8月9日 10:41 ]

第107回全国高校野球選手権大会第5日 1回戦   弘前学院聖愛4―3西日本短大付 ( 2025年8月9日    甲子園 )

<弘前学院聖愛・西日本短大付>4回、西日本短大付・山下を迎え拍手する西村監督(撮影・井垣 忠夫)
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 2勝を挙げた昨年に続いての初戦突破。1992年以来、33年ぶり優勝に向けて、力強く発進した。今大会4試合目のタイブレークを制しての勝利に、西日本短大付・西村慎太郎監督(53)は「本当に、子供たちがよく頑張ってくれたと思っています」と言葉をかみしめた。

 0―0の4回2死、5番・安田悠月(3年)が相手失策で出塁すると、次打者・山下航輝(3年)が一振りで試合を動かした。弘前学院聖愛先発・芹川のカットボールを完璧に捉えた低いライナー性の打球はグングン伸びて右中間スタンドへ。今大会3号となる先制2ランで試合の主導権を握った。

 2―3の7回には先頭の7番・湯山仁太(2年)が中前打で出塁。犠打で1死二塁とすると、代打・園原勘太(3年)が左前打でつなぎ、1番・奥駿仁(3年)が同点の中犠飛を放った。

 3―3延長10回には無死満塁から3番・斉藤大将(3年)が押し出し死球で勝ち越し点を奪った。直後の守りでは無死一、二塁から捕手の山下が超ファインプレーで勝利への流れを引き寄せる。相手が犠打を試み、三塁側ファールグラウンドへと飛んだ打球をダイビングキャッチ。その後も三振、遊ゴロで得点を与えず、1点を守り切った。

 指揮官も選手たちの粘り強さに目を細める。「僕の想像を超えるようなプレーをたくさん見せてくれたので、もう嬉しい思いでいっぱいです」と言葉をかみしめた。

 福岡大会は6試合で38得点と強力打線が実力を発揮した。打撃力だけではない。エース中野琉碧(3年)と左腕・原綾汰(3年)の2人で6試合を投げ抜き、失点はわずかに4。高いレベルで投打がかみ合うチームをつくり、聖地に乗り込んできた。この日も先発の中野が6回4安打3失点と試合をつくり、7回からマウンドに立った原がスコアボードに0を並べた。

 日本ハム・新庄監督と同学年のチームメートだった西村監督。「スケジュールが合うように少しでも残りたいなというふうには思っています」と話していたが、まずは初戦を突破。「とにかく総力戦ですので、しっかり次までにまた準備をして、挑んでいきたいと思います」と一戦必勝を強調した。

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