【高校野球】3校統合で創部2年目の鹿角 初聖地に王手!秋田商も撃破で決勝は前年覇者・金足農

[ 2025年7月21日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権 秋田大会準決勝   鹿角4-2秋田商 ( 2025年7月20日    こまちスタジアム )

秋田大会準決勝<秋田商・鹿角>8回1死一、三塁、ダブルスチールで本塁に生還する鹿角・豊田(撮影・五島 佑一郎)
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 第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の地方大会は20日、39大会で163試合が行われた。秋田大会では24年に3校が統合して開校した鹿角(かづの)が秋田商に競り勝ち、創部2年目で初の決勝進出を決めた。

 鹿角ナインが、今夏4度目の校歌を斉唱した。創部2年目ながら準々決勝で春王者の能代松陽を破り、春夏合わせて甲子園通算24度出場の秋田商まで撃破。小林洋介監督は「出来過ぎ。でも勢いに乗りつつ地に足を着けたウチの野球ができた」と声を上ずらせた。

 初回に1点を先制されても慌てない。4回に逆転すると、8回には豊田鷹平(ようへい)主将(3年)が左前適時打。さらに豊田が三塁まで進んだ2死一、三塁から重盗で4点目のホームを踏んだ。「サインが出た時は“来た”って。ずっと練習していました」。泥だらけのユニホームで胸を張った。

 昨年、十和田、花輪、小坂の3校が統合し、わずか2度目の夏で快進撃。ただ統合が決定していた一昨年秋から合同練習でサインプレーの精度を高めていった。さらに前チームは3年生が3人だけとあり実戦経験を積みながら今夏に臨めた。小林監督が言う。「大会前、選手にドキドキするかと聞いたら“いや、早く試合をしたい”と。自分らがうまくいくイメージが湧いたのかな。だから選手の邪魔をしないことを考えてます」と笑った。豊田も「監督から自然かつ大胆に行け、とよく言われています」と力説した。

 統合前の3校は、いずれも甲子園出場経験はないが、ホルモンが有名な鹿角市から初の甲子園に王手をかけた。あす22日の決勝の相手は前年覇者・金足農。豊田は「全員で勝ちに行く気持ちで、攻めの姿勢を忘れず丁寧かつ大胆に頑張りたい」と語気を強めた。 (伊藤 幸男)

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