【高校野球】大阪桐蔭に「150キロ先発ローテーション」怪物2年生の吉岡貫介で3本柱に

[ 2025年7月21日 06:00 ]

第107回全国高校野球選手権大阪大会4回戦   大阪桐蔭16―2天王寺 ( 2025年7月20日    くら寿司スタジアム堺 )

<天王寺・大阪桐蔭>先発した大阪桐蔭・吉岡(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の地方大会が20日、各地で行われた。大阪大会では、大阪桐蔭が天王寺を16―2の5回コールドで下して5回戦に進んだ。今夏初先発の吉岡貫介投手(2年)が2回無失点。最速152キロ右腕が先発陣に割って入ったことで、森陽樹、中野大虎(だいと)の両右腕(いずれも3年)と並ぶ前代未聞の「150キロ先発ローテーション」が形成された。

 怪物2年生が新たなポジションでも能力を発揮した。今大会初先発した大阪桐蔭の吉岡は2回を投げ3奪三振で1安打無失点。大量13点をリードしたことで3回の打席で代打を送られ、予定より短い投球回となったが、及第点の内容だった。

 「立ち上がりは特に意識した。1イニング目はバランス良く、いい感じで投げられた。2イニング目はバランスが崩れて修正できなかった。(自己採点は)35点です」

 自らに課すハードルが高いゆえ、評価は常に辛くなる。ただ、初回は先頭打者を4球で空振り三振に仕留めるなど8球で3者凡退。2回はこの日の最速147キロを計測しスライダーも解禁。2死から唯一の安打を許したが、次打者をしっかりと打ち取った。

 15日の3回戦・星翔戦の5回に救援で今夏初登板。自己最速を2キロ更新する152キロを計測し来秋ドラフト候補として一躍、注目を集めた。この日も巨人など8球団のスカウトが視察。阪神・岡本洋介スカウトが「今後が楽しみ」と話すなど各球団そろって将来性を高く評価。6月の練習試合では先発で7イニングを投げており、投球回が伸びることに不安はない。西谷浩一監督も「先発も後ろもできるようになってきたので大きな戦力になってくれる」と期待を寄せた。

 チームには153キロ右腕・森と150キロ右腕の中野がおり、吉岡を加え「先発150キロトリオ」を形成することになる。2年連続夏の甲子園に向け、あす22日の5回戦から27日の決勝まで6日間で4試合。最強クラスの3人を擁する王者には、死角がなくなった。 (渕上 幹也)

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年7月21日のニュース