中日・高橋宏斗 “6度目の正直”甲子園初勝利は無四球完封「一つ勝てたことを自信にしたい」

[ 2025年7月17日 05:45 ]

セ・リーグ   中日6―0阪神 ( 2025年7月16日    甲子園 )

<神・中>9回、最後の打者を打ち取りガッツポーズを決める高橋宏(撮影・大森 寛明)
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 “6度目の正直”で聖地1勝をつかんだ。中日・高橋宏が初の無四球完封で3勝目を挙げ、23年の初登板から6試合目で、甲子園で初勝利を飾った。

 「監督が“試合を締めてこい”と言ってくれて、“頑張ります”と。甲子園で勝てていないことは分かっていました。一つ勝てたことを自信にしたい」

 126球目。9回2死二塁、森下と対峙(たいじ)して、自慢の球威は抜群だった。外角152キロ直球で二ゴロ。三塁すら踏ませない。過去5試合0勝3敗、防御率4・35と苦い思い出しかなかった聖地で、昨年7月5日の広島戦以来となる自身3度目のシャットアウト勝利。最高の思い出を刻みつけた。

 5月2日の広島戦以来、自身75日ぶりの白星。若きエースが描いた下降線は、チームのデータともリンクする。シーズン85試合目で初めてとなった継投なしの完封。これは2リーグ制以降では12年(7月25日阪神戦・吉見一起)に並ぶ3番目のスロー達成だった。

 高橋宏は「開幕投手を任されたのにふがいない結果で。取り返せたとは思っていない」と逆襲に意欲。井上監督も「宏斗の自信になるなら、球数がかさんでも投げさせようと思っていた。3勝8敗、これを逆にしないといけない」と期待した。

 チームは今季最長の6連勝で、5位ながら3位・DeNAと1・5ゲーム差だ。「2回か3回かな、カラスか鳩のフンが(ベンチ前に)ビシャッて付いて。ウンがあるなと思って負ける気がしなかった」と指揮官。エースの復調と、ウンも味方に!?井上竜が上昇気配を漂わせる。(湯澤 涼)

 ○…高橋宏(中)が4安打完封で3勝目。甲子園の阪神戦は通算6試合目で初勝利となった。チームとしても継投なしの完封は今季85試合目で初めて。2リーグ制以降では03年の121試合目(平井正史=広島戦)、81年の101試合目(曽田康二=大洋戦)に次ぎ、12年の85試合目に吉見一起が阪神戦でマークしたのに並ぶ3番目のスロー達成となった。

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