【高校野球】札幌日大の二刀流・窪田を日本ハム6人態勢で視察!栗山CBO「だから、この人数」

[ 2025年7月12日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権南北海道大会1回戦   札幌日大3―1北海道栄 ( 2025年7月11日    札幌円山 )

熱視線を集めた中で今夏最長の7回途中1失点の札幌日大・窪田
Photo By スポニチ

 昨夏の甲子園に出場した札幌日大のエース・窪田洋祐投手(3年)は北海道栄戦に先発し7回途中まで5安打1失点の好投で、チームを準々決勝進出に導いた。最速148キロを誇り、打者としても評価の高い注目の二刀流に、日本ハムは栗山英樹CBOら6人態勢で視察した。

 プロ5球団がバックネット裏に集結する中で、日本ハムは“ガチモード”の6人でダイヤの原石を視察した。栗山CBO、木田優夫GM代行ら、球団幹部からの熱視線も浴びながら、南北海道大会初戦のマウンドに上がった窪田は7回途中まで1失点と好投した。

 「三振を取りたいところで取れたのもあったし、バックが守ってくれるので、そこを信頼して併殺も取れたところは良かったのかなと思います」

 最速148キロを誇る本格派右腕。この日は要所で3三振を奪い、2、3、4回には3イニング連続で内野ゴロを打たせて併殺に仕留める投球術を見せた。最速は143キロにとどまったが、72球で今夏自己最長となる6回0/3を投げたことは、大きな収穫といえる。

 下級生時代からチェックする北海道地区担当の白井康勝スカウトは「安定感が増してきている。これから投げていけば、もっと上がってくるだろう」と評価する。4月の高校日本代表候補合宿に参加した注目右腕だが、その後の練習試合で左手首をひねり、春季大会の登板は支部予選と全道大会を含めて3試合で計2回1/3に終わり、打席には立てなかった。だが、そこから状態を上げてきた。

 昨夏は2年生4番として甲子園に出場。30メートル3秒88の快足で、「二刀流」の魅力もある。ドジャース・大谷翔平を二人三脚で育成した栗山CBOも「普通は、投手と打者のどちらか得意な方に寄る。翔平は打者だった。みんなは打者がいいというけれど、(窪田の)ブルペンを見たことがあって、両方に感じるものがあった。だから、我々はあれだけの人数で押しかけて見てる。いい選手だよね」と魅力を語る。

 試合後、窪田は栗山CBOの視察を知り、「知らなかった。光栄です」とほほ笑んだ。2年連続夏の甲子園へ、そして夢のプロ野球選手へ――。「(投打とも)まだベストの状態に持ってこられていない。チームの力になれるようにやっていきたい」。プロ注目の二刀流がここから、どれだけ状態を上げていくか楽しみだ。

この記事のフォト

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月12日のニュース