大阪桐蔭・森陽樹 驚異の投球回転数2700をマーク 今秋ドラフト上位候補の最速153キロ右腕

[ 2025年6月28日 19:20 ]

ブルペンで投げ込む大阪桐蔭・森陽樹(撮影・中辻 颯太)
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 高校野球の強豪・大阪桐蔭(大阪)が28日、大阪府大東市内のグラウンドで練習を公開し、今秋ドラフト上位候補の森陽樹投手(3年)は、ブルペンで約40球を投じた。身長1メートル90の最速153キロ右腕は、そのスケールの大きさを確かな数値でも示した。

 「そんな(投球回転数の数値が)出ていると思っていなかったので、ちょっとビックリしています。きょうは(ボールに)勢いがあったと思います」

 この日は投球計測機器「ラプソード」を用いて球速などを測定。直球の最速は150・7キロを叩き出した。そして…。プロ平均2300回転前後と言われる投球回転数は、驚異の2700回転をマークした。

 データ解析を担当したネクストベース社の森本崚太氏は「真っすぐは回転数と回転軸が大事というのが大前提ですが、あくまで回転数だけで言うと、真っすぐで2700回転というのはプロでもトップ層と思います。もちろん回転軸も備わらないと伸びのあるボールにはならないですが、その素養というか、スケール感はすごく感じます」と説明。その上で「僕が測った高校生では1番だと思いますし、アマチュア全体でもトップ3には入りますね。回転軸が改善されると、もっと良くなると思います」と続けた。

 2年連続14度目の夏の甲子園出場を目指す大阪大会は、初戦となる12日の2回戦(GOSANDO南港)で西野田工科―港の勝者と対戦することが決まっている。森は高校最後の夏を前に「一番(大事なの)はチームが勝つこと。自分の持っているものを出せたらチームも勝てると思う」と意気込んだ。加えて目標に掲げるドラフト1位指名に向け「チームを勝たせて、甲子園に行って、最終的に日本一になったら、自然とそういう部分につながっていくと思う。まずはチームを勝たせることができるように、そういうピッチングをしていきたいと思います」と言葉に力をこめた。

 ◇森 陽樹(もり・はるき)2007年(平19)8月1日、宮崎県延岡市出身。小学1年から東海東少年野球クラブで野球を始めて投手と捕手。聖心ウルスラ学園聡明中では軟式野球部に所属。大阪桐蔭では1年秋から背番号15でベンチ入りし、2年春夏と2度甲子園に出場。50メートル走6秒7、遠投120メートル。1メートル90、88キロ。右投げ左打ち。

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