伊東勤氏 2度目登板の大谷は“合格点”「ストライクからボールになるスライダーで三振。問題なかった」

[ 2025年6月23日 06:25 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ナショナルズ ( 2025年6月22日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ナショナルズ>初回、エイブラムスの打球でベースカバーに向かう大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)が22日(日本時間23日)、本拠でのナショナルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。右肘手術後2度目の先発登板で1回無安打無失点の好投を見せた。

 初回、1死から、遊撃ベッツが平凡な飛球を落球する失策で走者を出した。嫌なムードだったが、3番・ガルシア、4番・ローを連続で三振に打ち取る最高の形。笑顔でベンチに戻り、場内からは大きな拍手が沸き起こった。

 この日は最速は98・8マイル(約159キロ)で、球種としてはスイーパーが7球、直球が6球、スプリットが3球、カットボールが2球だった。前回8球を投じたシンカー(ツーシーム)は1球も投げず、新たにカットボールを2球投じた。

 NHKBSで解説した伊東勤氏は「初回を見る限りスライダーがかなり多かった。これもある程度は考えての投球だったと思う」と言及。前回の28球から10球少ない18球で終わったことには「比較するだけの球数と内容ではなかった感じがするんでが、ただ、スライダーを多めに投げているということは、きょうはスライダーを意識した投球だったと思う。そういう意味で言えば、きょうはストライクからボールになるスライダーで三振も取れていますから、キレ自体は問題なかったと思います」と、スイーパー(スライダー)の精度には十分だったと解説した。

 当初は、球数を増やして段階を上げると思われていたが、ドジャースベンチには別の思惑があった。伊東氏は「我々はそっちを予測していたんですが、18球で終わって。もうちょっと見たかったですけど。きょうの18球がどういう意味を持つのか」と話し、ライブBPではなく、公式戦のマウンドでテストをしながらの登板には「間違いないと思います。本人が納得した1イニングなのか分かりませんが、ゲームで調整していきたいということなので」と語っていた。

 大谷は16日(同17日)のパドレス戦で2023年8月23日のレッズ戦以来663日ぶり、同年秋の2度目の右肘手術後は初となるマウンドに立ち、先発で1回2安打1失点。最速は100・2マイル(約161・3キロ)を計測した。

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