巨人・阿部監督 ヤングG躍動での1勝を喜ぶ 新人・荒巻が3ボールからフルスイングした勇気も称える

[ 2025年6月21日 18:23 ]

交流戦   巨人5―2西武 ( 2025年6月21日    東京D )

<巨・西(2)>3回、安打を放つ荒巻(撮影・藤山 由理)
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 巨人阿部慎之助監督(46)はヤングジャイアンツで勝ち取った1勝をことのほか喜んだ。

 この日は相手先発のアンダースロー右腕・与座対策により、先発左腕・グリフィンの相棒である7番捕手・岸田以外はズラリと左打者をスタメンに並べて臨んだ巨人打線。だが、6回まで散発2安打無得点で二塁すら踏めず、完全に封じ込まれた。

 しかし、0―2で迎えた7回にビッグイニングが待っていた。

 相手マウンドが16試合連続ホールドポイント中の2番手右腕・甲斐野に代わると、1死から吉川が四球で出塁。中山が中前打して一、二塁とすると、この日1軍再昇格して即「6番・右翼」に入ってスタメンとなっていた岡田が初球の157キロを左中間に弾き返す2点適時二塁打を放ち、一気に2―2の同点に追いついた。

 さらに2死一、三塁から代打・増田陸が左翼スタンドへ勝ち越しの5号3ランを放ってこの回一挙5得点。8回以降は大勢、マルティネスの必勝リレーで逃げ切った。

 増田陸の3ランが出る直前には「8番・一塁」でスタメン出場していたドラフト3位ルーキーの荒巻が四球で出塁してつないだ。「冷静に低め見送って。あのつなぎがあったからこそね…の(増田陸の)ホームランだったので、はい」と阿部監督。

 荒巻は3ボールからの4球目にはフルスイングも見せた。「いやもう“待て”のサインは出してないんでね。勇気持ってね。空振りはしましたけどね。勇気持って振れたんで、それだけでいいんじゃないですか」と若武者の積極的な姿勢を好ましく受け止める。

 負傷離脱中の岡本とともにチームの中心選手である30歳の吉川が1死から選んだ四球をヤングジャイアンツが生かした。

 23歳・中山の安打でつなぎ、25歳・岡田の2点適時二塁打で同点。22歳の新人・荒巻が四球でつなぎ、25歳の増田陸が代打で決勝3ラン。

 「いやもう、いるメンバーでやるしかないんでね。なんとか出たメンバー頑張ってもらってね。ピッチャーがみんな頑張ってるんでね、なんとか僅(きん)差でいけばチャンスはあると思ってるので、こういう試合を続けていければなと思います」

 また、増田陸の勝負強さについては「得点圏ではいい仕事してくれるんでね。期待持って出せましたし。それで最高の形でね、結果として出してくれたんで。僕もうれしかったです」と目を細めていた。

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