師に捧ぐ本拠地1号 日本ハム・水谷が本領発揮の猛打賞「バースデーアーチを打てて良かった」

[ 2025年6月14日 00:01 ]

交流戦   広島6―2日本ハム ( 2025年6月14日    エスコンF )

<日・広>6回、ソロを放ちポーズを決める水谷(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムの水谷瞬外野手(24)が13日、広島戦に「1番・右翼」で先発出場し、待望の今季本拠地1号を放った。3点を追う6回先頭で右越えの2号ソロ。初回は右前打、8回は中前打と今季初の3安打猛打賞を放ち、昨季交流戦史上最高打率・438でMVPを獲得した男が本領を発揮してきた。

 交流戦男が、ようやくお目覚めだ。会心の一撃が右翼フェンスを越えると、水谷は大歓声をかみしめるようにダイヤモンドを一周した。4月19日のオリックス戦以来、約2カ月ぶりとなる2号ソロ。本拠地エスコンフィールドでは待望の今季1号に、完全復活を予感させた。

 「本塁打は良い感じで打球も上がってくれた。あっち(逆方向)に打てている時は良い証拠」

 3点を追う6回先頭。広島のエース・森下の甘く入った初球を見逃さなかった。148キロ外角直球を逆らわずはじき返すと、打球は右翼フェンス奥の自軍ブルペンへ飛び込んだ。初回には右前打、8回には中前打と今季初の猛打賞。「本塁打が出てもう一本と思ったら崩れる。そこを次の打席は詰まったが、打ち返せたことの方が価値がある」と、表情をゆるめた。

 師匠のバースデーを祝った。この日は昨季から打撃指導を受ける佐藤ファーム打撃コーチの誕生日。昨夜は日課である日々の反省をLINEで送った後に、「お誕生日おめでとうございます」のメッセージを添えて、LINEギフトで飛騨牛のしゃぶしゃぶセットを贈った。「(佐藤)友亮さんの指導があって今がある。バースデーアーチを打てて良かった」と、最高のプレゼントを贈った。

 また、温めていた新パフォーマンスも初披露。今年3月から名護パイナップルパークのアンバサダーを務めるだけに、本塁打後に「パイナポー!」と、スタンドに向かってさけんだ。「いろいろ考えたんですけど、ご縁を頂いたので広めたいなと思って」と水谷。新スパイクのかかと部には、パイナップルのイラストが描かれている。これから新パフォーマンスを連発する思いだ。

 これで、再昇格後は出場9試合で打率・357、3打点、1本塁打と上々だ。「僕自身、昇格してすぐ良い結果が出るとは思っていない。交流戦を通してつかめれば良いと思っていた。テーマは詰まってでも一日一本。昨年の交流戦も原点がそこだった」と水谷。初心に戻り、ここから上昇気流に乗る。(清藤 駿太)

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