楽天・岸「こんなもんじゃないぞイーグルス」竜キラー7回零封で通算10勝 交流戦同一カード2桁星は初

[ 2025年6月13日 05:30 ]

交流戦   楽天4-0中日 ( 2025年6月12日    楽天モバイル )

<楽・中>ファンの歓声に応える岸(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 チーム最年長40歳の楽天・岸がお立ち台でチームの思いを代弁した。

 「こんなもんじゃないぞ、イーグルス

 昨年、球団創設20周年で初優勝を果たした交流戦で最下位に沈んでいたチームを救った。「全体的に良かった」と中日打線を寄せつけず、7回3安打無失点。中日相手には通算10勝目で、交流戦での同一球団相手の2桁勝利は史上初めてとなった。「これだけ長くやらせていただいてるおかげ」とはにかんだ。

 刺激になる存在がいる。前日に白星を献上した中日の涌井だ。西武、楽天で計10年間共闘。「交代と言われなかったら何球でも投げられる。当時の凄いエースとの対決でも常に完投。ああいうのがエース」。2学年後輩ながら常に尊敬のまなざしを向け、背中を追ってきた。今カードを迎えるにあたっても互いに投げ合いを熱望。「木曜投げろよ」「いや、水曜日に来たらいいじゃん」とメッセージをやりとりしたが、1日違いのニアミス。涌井が前日に通算165勝目を挙げれば、岸が今季3勝目の通算167勝目でやり返した。

 連敗を4で止め、三木監督も「チームとして重い感じだったけど、素晴らしかった。改めて頼りになる」と称えた。岸は改めて涌井について「やっぱり投げ合いたかった。来年以降が楽しみ。その機会があればいいな」。良きライバルとの再戦を胸に、これからも懸命に腕を振る。(花里 雄太)

 ≪交流戦通算25勝目≫岸(楽)が交流戦5位の通算25勝目。カード別の内訳を見ると、
中(10)巨(5)ヤ(5)神(2)D(2)広(1)計(25)
と中日戦は10勝目。交流戦の同一カードの勝利数としては内海哲也(巨、西)の対楽天戦8勝を上回る最多で初の2桁勝利となった。

 【4番起用に応えた伊藤1号】今季初めて4番に座った伊藤が2安打2打点で勝利に貢献した。1―0の6回に左越えへ1号ソロ。「(凡退した)1、2打席目でチームに迷惑をかけていたので気持ちで打った」と振り返り7回にも左前適時打を放った。22年まで在籍したDeNA時代を知る下園打撃コーチがこの日から1軍を担当。「良い意味で大胆に送り出してくれる。背中を押してくれて凄くありがたかったです」と感謝した。

「楽天」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年6月13日のニュース