プロ野球の女性ファンは全体の何割?増え続ける理由を元ソフトバンク球団幹部が解説

[ 2025年5月17日 22:26 ]

ソフトバンクの“ピンクフルデー”は女性客をターゲットにした集客戦略の発展型
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 東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(57)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。女性のプロ野球観戦者が増え続ける理由を解説した。

 小林氏は現在のプロ野球の球場での女性観戦率を「35~40%」と見積もった。

 「(球界再編の)2005年以降、各球団がライブエンターテインメントに舵を切った」と説明した。

 それまではプロ野球は地上波テレビ中継が中心。球場で観戦するのは高齢の男性と少年がメーンだった。

 ただ、「男性中心の既存ファン層は人口減少で頭打ち」となり、マーケティングで最も重要な層である“F1層(20~30歳の女性)”をターゲットに集客努力を始めたという。

 F1層は家族、友人を巻き込む力が強く、将来的には子どもを含めた家族観戦に発展する可能性もある。「野球だけではなく、あらゆるライブエンタメの戦略的ターゲットは女性」と指摘した。

 ソフトバンクはダイエー時代からF1層の取り込みに成功しており、男女比は今でも50―50に近いという。

 12球団で最も男性ファン中心だった広島も「カープ女子」のブームで変わった。

 今では各球団が似たような戦略で、女性の集客に成功している。ただ、まだ2005年から始まった戦略で歴史は浅い。今後の課題は飽きさせないイベントの仕掛けによる現状維持と発展だと解説した。

 

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