元ド軍トレーナー明かす 朗希の故障、完治はかなり困難 悪化すれば最悪手術 再発防止には…

[ 2025年5月15日 01:30 ]

<ドジャース・アスレチックス>試合を見つめる佐々木。右はキム・ヘソン(撮影・木村 揚輔)
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 ドジャースの佐々木朗希投手(23)は13日(日本時間14日)、右肩のインピンジメント症候群のため、15日間の負傷者リスト(IL)入りした。数週間前から違和感があり、9日の前回登板後に症状をチームに報告。12日の精密検査で判明したという。

 今回の「インピンジメント症候群」について、ドジャースでトレーナーを務めたこともある深沢英之氏が解説した。

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 佐々木投手は160キロ前後の速球を投げるので、その分、筋肉に負担がかかり、インピンジメント症候群を起こす要因の一つとなる。また、メジャー特有のマウンドの硬さや、登板間隔の短さも、体への負担は大きく同症状を引き起こす可能性は高い。

 軽度であれば2~3週間はノースロー調整。状況によっては2、3カ月になることもある。肩関節の周りの筋肉を強化してカバーする保存療法で様子を見ることが多い。悪化すると関節唇損傷へとつながり、クリーニング手術を行う可能性もある。関節唇損傷は投手にとって命取りみたいなもので、手術を受ける選手が大半だ。

 インピンジメント症候群を完治することはかなり難しい。一度痛みが引いても同じ状態、同じフォームで投げると、間隔を空けても痛めてしまう。再発防止には体幹力の強さや、股関節の柔軟性や可動域の広さも要求されてくるので、そういったトレーニングが今後必要になってくる。(02~05年3月までドジャース・トレーナー、現ルートヴィガー代表)

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