朗希の負傷は必然 由伸とセットのローテ ド軍の育成&起用法には疑問残る

[ 2025年5月15日 01:30 ]

ドジャース・佐々木朗希投手が右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト

<ドジャース・アスレチックス>試合前、ベンチにあらわれる佐々木(撮影・木村 揚輔)
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【記者の目】 佐々木のロッテでのここ3年の直球の平均球速は158.4、159.1、156.0キロ。23年をピークに昨年は下降していた。今季はさらに下回る154.5キロ。肩の痛みはもちろんだが、ロバーツ監督が指摘した投球フォームの崩れが最大の要因だろう。

 20球団以上が乗り出した争奪戦で、佐々木はこの球速低下の原因分析と改善策を各球団に「宿題」として課した。その中からドジャースを選んだのだが、ここまでの育成、起用法には疑問が残る。ローテーションは2年目の26歳山本と常にセットで、前回は中5日まで解禁。日本でも耐久性が課題だったが、時差のある移動も伴う過酷なメジャーで、23歳のルーキーに適正だったのか。争奪戦時の契約に起用法への含みもあったのか、あるいは佐々木が新人王獲得などで翌年のドラフト上位指名権が得られる「プロスペクト・プロモーション・インセンティブ」が視野にあったのかもしれないが、負傷離脱は必然だったようにも映る。

 完治と、球速向上へのフォーム修正。特効薬はなく、慎重かつ抜本的な「育成」を練り直す必要がある。 (スポーツ部野球担当デスク・後藤 茂樹)

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