“火曜日の男”ソフトバンク・モイネロが狙う柚木進以来の球団2人目タイトル

[ 2025年4月15日 06:00 ]

ゴムチューブを引っ張りトレーニングするモイネロ(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 最強左腕が自身の開幕連勝を伸ばし、チームを今季初の6連勝に導く。ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)が、15日の楽天戦(みずほペイペイドーム)で今季本拠地での初登板に臨む。今季2試合はいずれも敵地での先発で2連勝、防御率0.75と安定感抜群の投球を披露。先発転向2年目でさらに凄みを増したサウスポーが、勝率を5割に戻した小久保ホークスの勢いをさらに加速させる。

 火曜日の男・モイネロがチームの連勝をさらに伸ばす快投を誓った。チームは1分けを挟んで現在5連勝中だ。

 「まずは楽しみたいと思います。今チームは勝っている状況が続いているので、それが続くように頑張りたいです。相手がどう攻撃してくるかを見ながらアジャストして投げたいと思います」

 12日のロッテ戦に勝って最大5あった借金を完済し、15日に勝てば今季初の貯金生活に入る。自身の開幕3連勝も懸かる、今季の本拠地初登板を心待ちにした。

 昨季は先発転向1年目で11勝(5敗)を挙げ、防御率1・88で最優秀防御率のタイトルを獲得した。今季はさらに安定感が増した投球を見せている。倉野投手チーフコーチは「去年は(先発として)やるべきことが手探りだった部分もあったのが、ルーティンが確立できたことが大きいと思う。それにストレート、カーブ、チェンジアップ、スライダー、全ての球種で質が上がっているので」と全幅の信頼を置いている。

 開幕前に「いろんな数字があるけど、去年の自分を超えていくイメージで取り組んでいる」と意気込んでいた左腕は、今季ここまで2試合計12イニングを投げて防御率0・75。シーズンはまだ始まったばかりだが、2年連続で最優秀防御率のタイトルを獲得する期待も膨らむ。連続受賞となれば、球団では1951、52年の柚木進(南海)以来2人目の快挙になる。

 今や大黒柱として頼もしい存在感を示している。「全てがうまくいくわけではないですけど、難しくなった時にあえてその状況を楽しむというか。難しいことを解決するのが楽しいですし」と話し、笑みを浮かべた。

 チームは本拠地・みずほペイペイドームで今季1勝5敗、2カード連続負け越しと王者らしくない戦いが続いている。今季初の勝ち越しへ。モイネロが圧巻の投球で、連勝中のチームにさらに勢いをつける。 (木下 大一)

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年4月15日のニュース