ドジャース・佐々木朗希「自分にとって特別な日」米国時間3・11に登板へ 東日本大震災から14年

[ 2025年3月11日 05:00 ]

ブルペンで投球練習する佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース・佐々木は米国時間で「3・11」となる11日(日本時間12日)ガーディアンズ戦で、帰国前の最終調整に臨む。アリゾナの地で、「3・11」と故郷へ思いをはせた。

 「日本以外で迎える初めての3月11日ですが、自分にとって特別な日であることに変わりはありません」

 14年前の3月11日。9歳だった少年は突然、日常を奪われた。父・功太さん(享年37)、祖父母も亡くなった。家も津波で流され、岩手県陸前高田市から大船渡市への転居を余儀なくされた。

 「あの日から14年という月日がたち、今こうして新しい挑戦をさせてもらえていることに、これまで支えてもらった沢山(たくさん)の人たちに改めて感謝の気持ちでいっぱいです」

 2月下旬には大船渡市が大規模な山火事に襲われ、1000万円に加え、寝具を寄付した。「故郷では新たな自然災害が発生し、多くの方が被災されたことに胸を痛めています」。故郷のことは片時も忘れたことがない。

 特別な日の登板に備え、ブルペンで24球を投げた。19日のカブスとの開幕第2戦(東京ドーム)での先発メジャーデビューが“内定”しているが、“当確”をともす快投が期待される。「一野球選手の自分にできることは限られていますが、これからも変わらず故郷とつながっていたいと思います」。佐々木にしか抱けない特別な思いを胸に、腕を振り続ける。(グレンデール・柳原 直之)

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