右手中指骨折で長期離脱の広島・坂倉 2月末の練習でノックの打球が当たっていた

[ 2025年3月3日 05:45 ]

広島・坂倉
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 開幕の足音が近づく中、広島に激震が走った。正捕手の坂倉将吾捕手(26)が「右中指末節骨骨折」のため離脱し、28日の対阪神開幕戦(マツダ)出場は絶望となった。2日に広島市内の救急外来を受診して判明した。攻守でチームの中核を担う存在だけに、あまりにも痛いアクシデント。新井貴浩監督(48)は「もちろん痛い。みんなでカバーしていきたい」と沈痛な表情で語った。

 その事実が公表されると、楽天戦快勝の余韻はかき消された。新井監督は試合後、練習から姿が見えなかった坂倉についての質問に、表情を曇らせて答えた。

 「右手中指の腫れと痛みが引かないということで、病院で検査したら骨折だった。開幕はもう無理、間に合わない。トレーナーの報告では(復帰まで)早くても2カ月ぐらいはかかるかな…と」

 指揮官によると、坂倉にアクシデントが起きたのは沖縄キャンプ最終日の2月26日。練習中にノックの打球が右中指の先端に当たったという。それでも前日の楽天戦には「5番・捕手」で先発出場。6回に代打が送られるまで2打席に立ち、二塁送球も見た目には普通にこなしていた。

 「本人は、痛いけどできる…みたいな感じだったらしいけど、腫れがなかなか引かないから、一回検査してみようということになった」(新井監督)

 蔦木篤1軍チーフトレーナーは「症状が改善しなかったので、病院で検査した方がいいと、トレーナーで判断した」と説明した。坂倉はこの日朝にチームを離脱。新幹線で広島へ帰り、救急外来を受診したところ「右中指末節骨骨折」が判明した。

 「もちろん、痛いよね。みんなでカバーしていきたいと思う」

 厳しい現実に直面しても、新井監督は努めて気丈に振る舞う。28日の開幕・阪神戦(マツダ)の出場は絶望。正捕手としてはもちろん、攻撃面でもクリーンアップを担う存在だけに、長期離脱の影響は計り知れない。

 昨季30試合で先発マスクをかぶった石原も、1月24日に「左手有鉤(ゆうこう)骨鉤骨折骨片摘出術」を受けており、実戦復帰を目指す過程にある。1軍で奮闘中の若手に実績のある会沢、磯村らの力を結集させて、非常事態を乗り切りたい。(江尾 卓也)

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