ソフトバンクの和田が3軍戦で復帰 ルーキーとの24歳差バッテリーに「娘の1歳上。息子だと思って」

[ 2024年9月12日 19:56 ]

<ソフトバンク3軍・徳島>初回を投げ終え捕手・藤田悠(左)と話しながらベンチに戻る和田(撮影・岡田 丈靖)
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 7月6日に登録抹消をされ、8月からはリハビリ組で調整していた和田毅投手(43)が12日、3軍戦の四国・徳島戦(タマスタ筑後)で実戦復帰。2回27球2安打無失点だった。

 初回は最速144キロで2三振を奪う上々なスタート。2回は変化球中心で最後の打者だった8番の佐和田はチェンジアップで3つ目の三振。「初回の真っすぐは理想に近いボール。最後のボールはあの回で一番良かった」と納得の表情だ。

 実戦は7月27日のウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦(同)以来遠ざかった。腰と左膝の状態が芳しくなかった。「今まではごまかせるレベル。ごまかしが効かなくなった」と説明。膝の痛みが和らいだのが大きかった。9月に入ってからはブルペン入りする回数を中1日に変更し投げ込む回数を増やすなど強度を上げてきた。

 この日は3軍戦で若手が中心。コンビを組んだのはドラフト7位ルーキーの藤田悠。43歳と19歳の24歳差バッテリーに「年齢が娘の1歳上なので。息子だと思って投げました」と穏やかな笑みを浮かべた。

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