珍事!セパ全3試合で「勝利打点」該当者なし 失策、失策、捕逸…相手のミスで決勝点

[ 2024年9月12日 22:07 ]

<中・ヤ>7回、捕逸の間に三塁走者・並木は本塁に滑り込み勝ち越し点を挙げる(撮影・椎名 航)
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 12日は甲子園の阪神ーDeNA戦が雨天中止。セパ合わせて3試合が行われたが、3試合全てで「勝利打点」該当者なしという“珍事”が起きた。

 セ・リーグでは巨人が広島に5ー0で勝利(マツダ)。首位攻防戦に3連勝し、4年ぶりのリーグ制覇へ大きく前進した。3回無死二塁の場面で、門脇の投前バントが内野安打となり、広島投手・床田の一塁悪送球による失策で先制。これが決勝点となった。

 また、ヤクルトは中日に9ー4で勝利し連勝(バンテリンD)。4ー4の同点で迎えた7回2死満塁の場面で、打者・山田に対し中日投手・清水が投じた低めの速球を捕手・木下が捕れず、捕逸による勝ち越しとなった。

 パ・リーグでは楽天が西武に7ー3で勝利(ベルーナD)。連敗を3で止め、3位ロッテとのゲーム差を4・0とした。初回2死二塁の場面で浅村は投ゴロとなったが、西武・杉山が一塁悪送球の間に二走・辰己が還り先制。こちらも失策による決勝点となった。

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