オコエ 1カ月ぶり先発&5カ月ぶり1番も4の0&バント失敗 阿部監督苦笑「ダメですね、スタメンは」

[ 2024年9月12日 22:50 ]

セ・リーグ   巨人5―0広島 ( 2024年9月12日    マツダ )

<広・巨 22>3回、オコエは空振り三振に倒れる (撮影・西川祐介)
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 巨人のオコエ瑠偉外野手(27)が12日の広島戦(マツダ)で「1番・中堅」に入って8月12日の阪神戦(東京D)以来1カ月ぶりとなる先発出場。だが、4打数無安打2三振に加えて9回には送りバントも失敗と不完全燃焼に終わった。

 4月末から1番に定着していた丸が5月15日のDeNA戦(福井)以来4カ月ぶりのベンチスタートとなったため、オコエが4月18日の阪神戦(甲子園)以来147日ぶり今季2度目の1番に入った。

 だが、相手先発左腕・床田に対して初回の第1打席で左飛に倒れると、3回の第2打席はパームに空振り三振。5回の第3打席は内角直球を見逃して2打席連続の三振に打ち取られた。

 7回には犠打を決めたが、9回は送りバント失敗。前打者・湯浅に続く2者連続の送りバント失敗となったが、7回に坂本の代走として途中出場していた丸が2ランを放って後輩たちのミスを救う形となった。

 オコエは7日のDeNA戦(東京D)で引き分け寸前だった延長12回2死からプロ9年目で自身初となるサヨナラ弾。本拠・東京ドームでの移籍後初アーチがあまりに劇的な一発となり、阿部慎之助監督(45)も「われを忘れてベンチから飛び出してしまいました」と何度も歓喜のジャンプを繰り返していた。

 だが、この日の試合後、丸をスタメンから外したことについて聞かれた指揮官は「7連戦もちょっと考慮して、オコエを使ってみたんですけど、やっぱりダメですね、スタメンは」と苦笑い。「以上です」と笑わせていた。

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