巨人・丸 4カ月ぶりベンチスタートも16打席ぶり安打がダメ押し弾 2者連続バント失敗後…阿部監督感謝

[ 2024年9月12日 22:42 ]

セ・リーグ   巨人5―0広島 ( 2024年9月12日    マツダ )

<広・巨 22>9回、丸は2ランを放つ (撮影・西川祐介)
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 巨人の丸佳浩外野手(35)が12日の広島戦(マツダ)で9回にダメ押しの12号2ラン。4カ月ぶりのベンチスタートとなった一戦で価値ある一発を放った。

 丸は7日DeNA戦(東京D)の第4打席で11号ソロを放ったのを最後に、試合前まで3戦15打席連続ノーヒット。4月末から1番に定着していたが、この日は5月15日のDeNA戦(福井)以来120日&87試合ぶりのベンチスタートとなった。

 だが、意外な形で出番がやって来た。3―0で迎えた7回、2番に入っていた坂本が右前打を放って1死一、三塁となると、ここで一走・坂本の代走に起用されて試合出場。その裏には中堅守備に就き、8回途中には右翼に回った。

 そして、3―0のまま迎えた9回だった。無死一塁から湯浅、オコエが連続で初球送りバント失敗。2死一塁となったところでこの試合の初打席に入った丸は相手5番手右腕・大道が2ボールから投じた3球目直球を捉えて右中間に叩き込んだ。

 4戦16打席ぶり安打が、8回に登板して昨年6月3日の日本ハム戦(東京D)以来467日ぶりのイニングまたぎとなった守護神・大勢に送る貴重な2点の追加点に。阿部慎之助監督(45)も「最後はミスも出ましたけど、丸がカバーしたりとか、そういうので勝てました」と感謝していた。

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