オリのダブル「りょうま」で自力CS消滅を阻止 池田陵真が昇格即2安打&西川龍馬4回決勝2ラン

[ 2024年8月13日 06:30 ]

パ・リーグ   オリックス4ー0ロッテ ( 2024年8月12日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>4回1死一塁、オリックス・西川は右中間に先制2ラン(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 オリックスが誇るダブル「りょうま」が、負ければ自力CS進出が消滅していた一戦で躍動した。

 試合を決めたのは龍馬だ。0―0の4回1死一塁。西川が、ロッテ・西野から右中間に風速10メートル前後のZOZOマリン特有の逆風を切り裂く先制6号2ラン。7日西武戦の1打席目以来、自身15打席ぶりの安打が決勝弾となった。「久々にいい感覚で打てました。ここ数試合、自分のスイングができていなかったので、割り切っていこうと」

 そして陵真は相手投手陣にボディーブローを打ち込んだ。今季初昇格即「2番・右翼」の池田は2安打。中嶋監督から「全打席内容のある打席だった。自分で“勢いを付けに来た”と言ってましたので。その通りだった」と称えられた高卒3年目の若武者は「言いましたけど、僕が一番緊張していた」と頭をかきつつ「(ここまで昇格できなかった)悔しさの方が、まだ全然強い。ここからです」と決意を新たにもした。

 「無我夢中でやる選手がどんどん出てきてくれたらいい」と指揮官。一戦必勝を積み重ねるのみだ。(阪井 日向)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年8月13日のニュース