【大谷翔平と一問一答】救援陣踏ん張りが「試合をつくる上で大きかった」主力復帰で「良い作用生まれれば」

[ 2024年8月13日 12:50 ]

ナ・リーグ   ドジャース5-2ブルワーズ ( 2024年8月12日    ミルウォーキー )

試合後、取材に応じる大谷翔平(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。3試合ぶり36号で3打数1安打2打点1盗塁とし、チームの4連勝に貢献した。試合後の主な一問一答は以下の通り。

 ――カード初戦に勝利した。
 「もちろん(ブルワーズは)強いチームですし、遠征の最初を取れるか取れないかはだいぶ違うと思うので、ムーキー(ベッツ)が帰って来て初めての試合でしっかり勝てたので、チームにとって大きいんじゃないかなと思います」

 ――ベッツ復帰後も「1番」に入った。ベッツの前を打つということは。
 「(ベッツが)いるだけで今日のように打線の厚みが全然違うので相手も嫌だと思うし、今日は本人も打って、選手としての素晴らしさを証明した。チームとして、いるかいないかでだいぶ違うので、それぐらい大きな存在と思います」

 ――「1番」起用は首脳陣と話したか。
 「いや首脳陣とは特に(会話は)行ってはないですね。現場で今日ももちろんプレーしながらお互いの打席がより作用しあうようにコミュニケーションを取りたいなとは思っています」

 ――ベッツの復帰でドジャースが蘇ったように見える。
 「もちろん主力が抜けて、帰って来て、より厚みが増したので、もちろん強いチームだと思いますし、逆に主力がいない時にしっかりとある程度、踏ん張れたというのもチームの自力なんじゃないかなと思うので、そこは他のメンバーも信頼してますし、どの選手が入っても良い作用がお互いに生まれればいいのかなと思います」

 ――36号はカウント3-0から打ったメジャーで初めての本塁打。
 「もちろんアグレッシブに行きたいなとは思ってましたけど、相手からしてもその後にムーキー(ベッツ)もフレディ(フリーマン)もテオ(T・ヘルナンデス)もいるし、まだまだケアしないといけない打者がたくさん控えているので、甘く来たらいくぞという姿勢をいつもどのカウントもそういう姿勢だけは崩さないようにしたいなと思います」
 
 ――36号と33盗塁でシーズン49発、44盗塁ペース。「40-40」への意識は。
 「ホームランに関しては自分の良い打席を続けていくと増えていくのかなと思いますけど、1番を打っているので、今日みたいな終盤の四球は大きいですし、盗塁でスコアリングポジションに進むことも大きい仕事だと思う」

 ――「40-40」は開幕前に目標だったか。
 「今シーズン、特にゴールは決めていなくて、本当に1試合1試合頑張りたいなと思っていますし、初めてのチームなので、はじめは慣れることからチームの特徴をつかみながら、馴染めればいいなと思ってるので、だいぶ今は慣れてきて、シーズン後半に近づいてるのでポストシーズンに向けて自分のやることをしっかり集中したいなと思っています」

 ―――四球を選び、盗塁でベッツの適時打が生まれた。一連の流れは。
「結果的にそういう流れにはなってるのでいいイニングだったなと思いますけど、中継ぎもジョー(ケリー)が打たれた後、入ってくる投手も踏ん張っていましたし、そこが一番試合をつくる上では大きかったのかなと。流れを渡さなかったという意味ではすごい大きかったのかなと思います」

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