【甲子園】東海大相模・藤田 プロ注目1メートル98左腕が最速147キロ!7回零封13K

[ 2024年8月13日 05:00 ]

第106回全国高校野球選手権大会第6日・2回戦   東海大相模4―0富山商 ( 2024年8月12日    甲子園 )

<富山商・東海大相模>先発して7回3安打無失点13奪三振の快投を見せた東海大相模先発・藤田(撮影・大城 有生希)
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 高さを存分に生かした。今秋ドラフト候補で東海大相模(神奈川)のエース左腕・藤田琉生(3年)が114球を投じて7回3安打無失点、13奪三振。「(三振は)狙っていない。真っすぐに張っているという情報があったので、腕を振って変化球を生かせた」と胸を張った。身長1メートル98でさらに打者がタイミングを取りづらい2段モーション。最速147キロの直球と落差の大きいカーブを有効に使った。長身を生かすため頭の上で球を離す意識で投じるカーブで空振りを奪い、右打者にはチェンジアップもさえた。

 昨夏は左肘の疲労骨折でベンチ外。悔しさから下半身や体幹を鍛えて成長した。中学時代の2段モーションが今季から解禁されたのも追い風に。原監督に甲子園1勝を贈り「まず1勝できてうれしい」と喜びを口にした。(秋村 誠人)

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