巨人・戸郷翔征が圧巻の8勝目 広島打線を5安打、ノーノー以来の完封 打っては今季初安打が適時打に

[ 2024年8月8日 20:42 ]

セ・リーグ   巨人5―0広島 ( 2024年8月8日    東京D )

<巨・広>3回、力投する戸郷(撮影・藤山 由理)
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 巨人の戸郷翔征投手(24)が8日の広島戦(東京D)で今季19度目の先発登板。自ら適時打を放って9回を散発5安打で投げ切り、今季2度目の完封で7月5日のヤクルト戦(神宮)以来34日&4試合ぶりとなる今季8勝目(6敗)を挙げた。

 前回登板した1日の阪神戦(甲子園)では5回8安打5四球6失点と乱れて今季6敗目。今回は7月19日の中日戦(バンテリンD)以来2試合ぶりとなる大城卓とのバッテリーで試合に臨んだ。

 初回を3者凡退で立ち上がると、2回には1死から坂倉の安打と末包への死球で一、二塁とされたが、無失点。その後も、相手先発右腕・大瀬良との今季ノーヒットノーランを達成したエース同士の投げ合いでお互いにゼロ行進が続いた。

 だが、0―0のまま迎えた7回にモンテスの適時二塁打で待望の先制点が入り、無死満塁で打席に入った戸郷も自ら今季初安打となる左前適時打を放ち、敵失もあって満塁の走者を一掃(戸郷の打点は1)。投打で活躍して勝ち切った。

 投球内容は9回で打者31人に対して118球を投げ、5安打無失点。5三振を奪って1四球&1死球を与え、直球の最速は149キロだった。

 なお、戸郷は今季19試合38打席目の初安打で、適時打は昨年4月26日の阪神戦(甲子園)以来470日ぶりとなっている。

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