首位ソフトバンクがM34 佐々木朗希を鮮やか攻略 9安打中8安打が直球仕留める 6カード連続勝ち越し

[ 2024年8月8日 21:18 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―3ロッテ ( 2024年8月8日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>7回1死、山川は左越えに20号ソロ。小久保監督に迎えられる(撮影・長久保 豊)
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 首位のソフトバンクは8日、ZOZOマリンで2位のロッテと対戦し、6―3で勝利し、リーグ優勝マジックを2つ減らして34とした。

 ロッテ先発の佐々木を鮮やかに攻略した。初回こそ無死一、二塁から3者連続三振で無得点に終わったが、2回2死一、三塁からで牧原大がフォークボールを右中間二塁打。スタートを切っていた一塁走者も生還し、2点を先制した。3回にも2安打で2死一、三塁とし、柳町が直球を左前に運んで3点目を奪った。

 9安打のうち8安打が直球だった。ただ打つだけではない。5回までに90球を投げさせた。ファーストライクから積極的に振っていき、追い込まれれば粘って球数を投げさせる。チームとして、攻略に向けて一体感があった。

 さらに2点差となった7回には山川が左中間へ20号ソロ、正木が左越え2号ソロが出て2点を追加して引き離した。8回に5番手のヘルナンデスの乱調で再び2点差に詰め寄られたが、9回に栗原が右越えソロと効果的に加点した。

 6月16日の阪神戦以来の登板となった先発の石川が5回1安打無失点に抑えて3勝目を挙げた。これで6カード連続勝ち越し。死角は見当たらない。

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