【甲子園】滋賀学園・山口達也監督「選手たちがしっかりやってくれた」先制→同点→勝ち越しで夏初勝利

[ 2024年8月7日 12:52 ]

第106回全国高校野球選手権 第1日   滋賀学園10-6有田工 ( 2024年8月7日    甲子園 )

<有田工・滋賀学園>初戦を突破した滋賀学園ナイン(撮影・中辻 颯太)
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 第106回全国高校野球選手権大会が7日、甲子園球場で開幕した。開幕試合となった第1試合は滋賀学園が有田工(佐賀)を下し、夏初勝利を挙げた。

 打線が初回に4番・岡田幸大(3年)の2点二塁打などで3点を先制すると、3-4と逆転を許した直後の5回も5番・仲田隆玖(3年)の適時打ですぐさま同点に。

 4-4の8回には9番・杉本晴基(3年)、2番・国仲優星(3年)の適時打に敵失も絡め一挙4点を奪い勝ち越しに成功。9回にも2点を加え、終わってみれば12安打10点と爆発した。

 投げては先発した背番号1・脇本耀士(3年)が4回途中4失点。後を継いだ左腕・高橋侠聖(3年)が相手に流れを渡さなかった。

 山口達也監督は「選手たちがしっかりやってくれましたし、今までのOBが叶えたかった夢が1つ叶えられて非常にうれしく思います」と感無量の様子。

 初回の攻撃に「先制点が欲しかったので落ちついた形でゲームには入れました」とし、「開会式の後で緊張感ある中で脇本はいい滑り出しで、うちとしては上出来の入り方だった。先制して逆転されて5回の仲田の同点打が大きかった」と振り返った。

 8回の攻撃も「手の投手が粘り強いピッチングをしましたので、後半しっかり粘って粘ってとは言ってました」と選手たちの集中力に目を見張った。

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