巨人が“難敵”才木を初回から攻略 岡本和&大城卓の連続適時打「伊織のために」21イニングぶり得点

[ 2024年7月16日 18:34 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年7月16日    東京D )

<巨・神>初回、適時打の岡本和(左)と大城卓はグータッチ (撮影・西川祐介)
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 巨人が“難敵”才木から初回に先制し、21イニングぶりの得点を刻んだ。

 先発右腕・山崎伊が初回を3者凡退で立ち上がった、その裏だった。

 1番・丸が中前打を放って3試合連続安打とすると、今季ここまで才木から9打数5安打と相性のいい2番・吉川は四球を選んで無死一、二塁。

 3番・ヘルナンデスはフォークボールに空振り三振して1死となったが、9打席連続無安打中だった4番・岡本和が真ん中スライダーを左前に弾き返してまずは1点先制した。

 ベンチ前でキャッチボールしていた山崎伊はグラブを何度も叩いて破顔一笑。2試合連続零敗中だった巨人打線にとっては21イニングぶりの得点で、セ・リーグ打点トップの岡本和はこれで53打点とした。

 すると、続く5番・大城卓も高め直球を左翼線へ運び、18試合連続出塁となる適時二塁打として2点目。6番・岸田はフォークボールに空振り三振して2死となった。

 それでも、この日今季初めて出場選手登録され、即スタメンとなった7番・岡田が10球粘って四球を選び、2死満塁となおも才木を攻め立てた巨人。8番・門脇が初球の真ん中直球を打って浅い右飛に終わったものの、初回で才木に38球を投げさせる結果となった。

 なお、才木は試合前までリーグ最多タイの8勝(2敗)を挙げ、リーグ2位の防御率1.12、巨人戦の今季成績はここまで1勝0敗、防御率0.98となっている。

 ▼岡本和 先制ができたことは良かったです。コンパクトに振り抜けました。(山崎)伊織のために打ちました。

 ▼大城卓 つなぐことを考えて打席に立ちました。(山崎)伊織のために追加点が取れて良かったです。

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