わせがく 18年ぶり初戦突破ならず ロッテ黒川の弟・朝元、難病に負けず完走

[ 2024年7月13日 05:00 ]

第106回全国高校野球選手権千葉大会2回戦   わせがく0-13西武台千葉 ( 2024年7月12日 )

<西武台千葉・わせがく>難病と戦いながら高校野球を完走したわせがく・黒川
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 わせがく(千葉)は西武台千葉に0―13で敗れ、06年以来18年ぶりの初戦突破はならなかった。

 ロッテ・黒川を兄に持つエースの黒川朝元(3年)は国指定の難病である潰瘍性大腸炎とも闘いながら3年間を完走。マウンドでは2/3回を4失点と苦しむもチーム唯一の安打を記録した。

 1年夏は千葉学芸に0―82の歴史的大敗を経験しており「あの悔しい思いが自分を成長させてくれた」と胸を張る。将来の目標は兄と同じプロ。同じ病気と闘う人々への基金設立が目標で「これからも野球を続けたい」と前を向いた。

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