【阪神・近本 語る(1)】連覇のカギは“岡田封じ”!?「みんなが打っていたら…」

[ 2024年6月20日 05:16 ]

練習中、笑顔を見せる近本(撮影・北條 貴史)
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 阪神・近本光司外野手(29)がスポニチの独占インタビューに応じ、あす21日のDeNA戦(甲子園)で再開するリーグ戦へ向け、「いい意味で岡田監督を目立たせないこと」を連覇のカギに掲げた。個人では、二塁打、三塁打を増やすことで、チームの得点力不足解消をもくろむ。交流戦でプロ初の4番を務めた今季の打順起用について、岡田彰布監督(66)との裏話も明かした。 (取材・構成 倉世古 洋平、石崎 祥平)

 【近本光司 語る(1)】

 ――交流戦が終わった。ここまでの成績(打率・265、6本塁打、24打点)をどう捉えているか。
 「特に何も考えていないですね。考えることではないかなと思っています」

 ――あくまで途中経過。
 「そうですね。“考えろ”と言われたら考えますけど、結構、体力がいる作業なので…(笑い)」

 ――連覇を果たすために、この先、必要なことは?
 「それはもう、何も気にせずに野球をやることじゃないですか。周りの声もそうですけど、自分の成績も気にせずにできることが一番いい状態。打っていなかったり、勝てていなかったら、どうしても気にするので。選手それぞれが、気持ち良く野球ができ、監督もコーチも試合を挑めているだけ、というのがいいのかなと」

 ――選手が活躍して監督を目立たせないことが理想。
 「負けていたら、メディアの方は監督の発言を取り上げやすいですし、選手のマイナス面も取り上げがちです。でも、勝っていたら、選手の成績を取り上げやすいじゃないですか。みんなが打っていたら、監督の采配どうこうもない。だから、やっぱり勝つことが一番だと思う。とはいえ、そんな楽なことはないですけど…(笑い)」

 ――岡田監督は貧打線を指摘することが多い。野手陣はどんな思いでいるのか。
 「僕はあまり(岡田監督の発言を)見たり聞いたりしないです。わからないので何とも言えないですけど。岡田監督が現状で何か言わないといけないとなると、打てていなかったら“打線が…”となるし、打たれていたら“投手が…”となると思う。それは僕らもわかっているので」

 ――オフの自主トレでは、3年後を見据えたトレーニングをしていると語った。昨年から「二塁打」を増やしたいとも口にしている。打撃スタイルの変更を考えているのか。
 「今までだったら、シングル(単打)と盗塁で、一人で二塁打をつくることが多かったと思う。それが、なかなか…。(年々)難しくなってくる。だから、(長打で)できるだけ自分が先(の塁)に進むことが大事だと思う」

 ――得点を奪うためにはOPS(長打率+出塁率)が重要といわれる。今季は出塁率・347、長打率・400で・747。この数字を意識しているか。
 「自分の数字は気にはしていないです。成績は過去のこと。OPSは指標にはなると思いますけど、今の数字は既に過去の数字なので。そこは気にしないです。でも、これからの二塁打、三塁打、出塁率は気にします」=(2)につづく=

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