ヤクルト・阪口は古巣DeNA相手に7失点と炎上…制球乱して「打者と勝負にならなかった」と高津監督

[ 2024年4月20日 22:23 ]

セ・リーグ   ヤクルト4-7DeNA ( 2024年4月20日    神宮 )

<ヤ・D>5回に4失点した阪口(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルト・阪口が古巣対決となる20日のDeNA戦(神宮)に先発し、4回2/3を6安打7失点で今季初黒星を喫した。

 150キロを超える直球にカーブ、スプリット、カットボール、スイーパーなど豊富な変化球を交えながら、昨季7月にトレード移籍するまでともにプレーしていた元同僚たちに挑んだ。決して打ち込まれたわけではないが、毎回の5四球を与えて自滅した。失点した1、2、5回はいずれも四球から安打を浴びて失点するというパターンだった。

 5回は2死走者なしから佐野に四球を与え、牧、宮崎、楠本、山本と4連打を浴びたところで交代を告げられた。「無駄な四球が多くリズムをつくれず最低限の仕事ができませんした」と猛省。打線は小刻みに得点を重ねて反撃したが、7失点は重たすぎた。

 2軍で結果を出してつかんだ1軍での登板機会。高津監督も期待を寄せていたが「ファームで頑張っていたので、このチャンスを生かしてほしいと思っていたんだけど。四球のランナーをああやってどんどん還されるとね。ちょっとバッターと勝負にならなくて、ストライクゾーンと勝負しているというか、そこの負けてしまったような気がする」と指摘した。

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