巨人・井上温大 今季初先発も4回4失点降板「悔しい」初回いきなり4失点 575日ぶりプロ2勝目ならず

[ 2024年4月20日 15:16 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2024年4月20日    マツダ )

<広・巨>1回2死満塁、上本に適時内野安打を打たれた井上(中央)(撮影・奥 調)
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 巨人の5年目左腕・井上温大投手(22)が20日の広島戦(マツダ)で今季初先発登板。初回いきなり4点先制を許して4回5安打4失点で降板し、プロ初勝利以来2年ぶり通算2勝目を逃した。

 昨年9月3日のDeNA戦(横浜)で2回もたず7失点KOされて以来となる先発マウンド。今月13日の広島戦(東京D)で5回から2番手として登板し、2イニングを無安打無失点に抑えたことから今季初先発を勝ち取ったが、いきなり暗転した。

 味方打線が初回、1死一、二塁の先制機を逃した、その裏だった。

 1死から菊池に中前打され、2死後、堂林に左前打、小園に投手強襲安打を許して満塁のピンチ。続く上本にも投手強襲安打されて1点先制されると、会沢には左中間へ走者一掃となる3点適時二塁打を打たれて4点を失った。初回から打者8人に5安打を集中され、25球という苦しい立ち上がりとなった。

 それでも2回、3回はともに3者凡退。4回も3者凡退に抑えると、その直後の5回、先頭で打席が回ると代打・中山を告げられ、降板となった。

 勝てばプロ3年目に初勝利を挙げた2022年9月23日の中日戦(バンテリンD)以来575日ぶりのプロ2勝目となるところだったが、届かず。走者を出したのは初回だけで2回から4回の3イニングは完全投球だっただけに悔やまれる立ち上がりとなった。

 井上の投球内容は4回で打者17人に対して63球を投げ、5安打4失点。1三振を奪い、四死球なし、直球の最速は149キロだった。

 ▼井上 立ち上がりに大量得点を許してしまい、先発投手の役目を果たせずに悔しいです。

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