阪神救援陣 鉄壁零封リレー 9回桐敷、10回島本&加治屋!桐敷「甘いところに行かないよう投げられた」

[ 2024年4月19日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―1巨人 ( 2024年4月18日    甲子園 )

<神・巨>2番手で登板した桐敷(撮影・大森 寛明)
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 阪神はブルペンの左右の大黒柱を温存し、残る救援陣でスコアボードに「0」を刻んだ。1―1の9回。後攻で定石ならダブルストッパーの岩崎かゲラが登場する場面で、マウンドに上がったのは桐敷だった。

 連投も苦にしない。佐々木を三ゴロ、門脇を遊ゴロに仕留め、最後は前夜に続いて岡本和を空振り三振。2日続けて同じ佐々木、門脇、岡本和と対峙(たいじ)し、抜群の制球力で抑えた。

 「一発で勝負が決まってしまう場面。広く広く、甘いところに行かないように…と意識して投げられた」

 10回は左打者の丸に対して島本。左前打を許し、打者1人だけで加治屋が引き継いだ。坂本を中飛に打ち取り、二盗で1死二塁になっても小林を遊ゴロ、吉川を空振り三振。無失点で切り抜け、今季初勝利が付いた。

 岡田監督は「今日はもうゲラと(岩崎の)2人は休ますつもりやった。他のピッチャーでつなぐ予定だった」と明かした。打線低調の接戦続きでも4月から酷使はできない。ゲラは10試合、岩崎は9試合。セ・リーグ登板数の上位にいる2人の3連投を回避し、カード勝ち越しを決めた。19日からは首位・中日との3連戦。休養を得たゲラと岩崎が万全で備える。(石崎 祥平)

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