阪神・西勇 安定感抜群!8回95球1失点「チームが勝った。それが一番」

[ 2024年4月19日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―1巨人 ( 2024年4月18日    甲子園 )

<神・巨>5回を投げ終え笑顔でベンチへ戻る西勇(撮影・大森 寛明)
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 阪神・西勇は勝利をしっかりと見届け、歓喜のシャワーを全身で受け止めた。8回1失点。緩急と制球をつけた95球で味方の援護と勝利を待った。思いは通じた。

 「チームが勝った。それが一番。自分の投球が報われたとか、そんな個人的なことは関係ない。流れをつくれて、これでいい形で週末が迎えられる。勝つことが大事なので」

 2回に先制点を許したが、3回以降は1安打に抑え、巨人に追加点を許さなかった。5回1死一塁では菅野のバントで併殺処理に成功。11日の広島戦から2試合続けて8イニングを投げ抜いて、1失点だけの安定感で勝率5割復帰にも貢献した。

 菅野とは15年の侍ジャパンで意気投合し、同年オフから18年オフまで自主トレを共にした間柄。今回が通算4度目の投げ合い。チームが勝ったのは今回が初めてだった。「菅野さんのリズムにも乗って投げることができた。好きな先輩と投げ合えて、いい時間が過ごせた試合だった。面白かったし、楽しかった」。先発としての責任と勝利のために準備を続ける。(鈴木 光)

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