広島 リベンジへ右の3本柱投入!九里、森下、大瀬良任せた 19日から巨人3連戦

[ 2024年4月19日 05:05 ]

巨人戦に向け練習する九里(撮影・奥 調)
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 広島は、きょう19日からの巨人3連戦(マツダ)で第1戦から順に九里亜蓮投手(32)、森下暢仁投手(26)、大瀬良大地投手(32)を先発に立てた。18日はマツダスタジアムでの投手指名練習で調整。1週間前に敵地3連敗を喫した巨人への雪辱に備えた。

 1週間前と同じ顔合わせ。きょう19日の巨人戦で今季初勝利を狙う九里はリベンジへ闘志を燃やした。

 「悔しいよりも自分に腹が立つ。自分が投げた試合でチームが勝っていないので、そこが一番。野手の方が取ってくれた点よりも、与えなければ負けることはないので、しっかりやりたい」

 開幕から3試合で0勝2敗、防御率5・23。11年目で初の開幕投手を務め、エース格との投げ合いが続く事情があっても、登板日にチームが3戦3敗で勝利に導くことができていない責任を痛感した。特に前回12日の巨人戦では6回に7失点するなど5回2/3を9失点でKO。最大3点差の援護を守り切ることができなかった。すぐに巡ってきた雪辱の機会は望むところだ。

 12~14日の巨人3連戦は敵地・東京ドームで3連敗。今週は16日からのDeNA戦が2連戦だった関係で、巨人3連戦は九里を先陣とし、森下、大瀬良が続く。実績のある主力右腕3人の投入で必勝を期した。

 森下は右肘張りで出遅れて20日が2度目の登板。今季初登板だった前回13日の巨人戦は6回1失点で勝敗はつかず、「盗塁を2つ決められて、点を取られたのも盗塁が絡んでいる。得点圏に行くとピンチになるのでケアしたい」と機動力を警戒した。

 大瀬良は7回無失点の力投だった前回11日の阪神戦から中9日を空けて万全だ。この3人が同一カードにそろって登板すれば22年7月22~24日のヤクルト戦以来、2年ぶり。過去5度で4度勝ち越し、うち2度が3連勝だった。開幕から週末カードは過去1勝8敗と苦戦。新井監督も「先週やられて選手たちも鼻息を荒くしていると思う」と逆襲に期待した。最多借金4からの2連勝中で上昇気配。勢いを加速させるためにも、頼れる3投手への期待が高い。
 (長谷川 凡記)

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