西武、ついについに連敗脱出!「楽天キラー」今井達也が7回1失点の力投で同戦11連勝

[ 2024年4月19日 20:45 ]

パ・リーグ   西武―楽天 ( 2024年4月19日    ベルーナD )

西武先発の今井(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 西武の今井達也投手(25)が7回5安打1失点、9奪三振と力投し、今季2勝目を挙げた。7連敗と苦しんでいたチームの連敗脱出に大きく貢献した。

 今季は相性も考慮され楽天との開幕戦で開幕投手を任され、7回2安打無失点、11奪三振と好投していた。この日も6回までスコアボードに0を並べる順調な航海を続けた。7回には1死一、三塁から鈴木大のタイムリーを許し失点。なおも1死満塁とピンチが続いたが、8番・石原を空振り三振に斬ると、続く茂木を一ゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。今井の「楽天キラー」ぶりは健在で、同戦は21年から11連勝とした。

 打線は初回、2番・岸の2号ソロで5試合ぶりの先制に成功。なおも2死二、三塁で6番・佐藤龍が左前適時打を放ち、初回から3点をマークした。

 3回には無死一、二塁の好機で主砲・アギラーが左方向への適時二塁打。なおも1死満塁で7番・山村が右犠飛とし、追加点を挙げた。

 ヒーローインタビューに臨んだ今井は「連敗を止めるという意味でも、カード頭という意味でもチームとしてしっかり勝ち切っておきたい試合だった。先制点を取っていただいて、落ち着いて投げられた」と打線に感謝した。

 自身の投球については「テンポよく真っ直ぐも変化球もバランスよく投げられた。リードしてくれた古賀にも感謝したいです」と話した。

 7回のピンチの場面については「1点取られたあと2点目は絶対に与えないというか、なんとか踏ん張って最少失点で切り抜けたかった。苦しかったが、なんとか。次回に向けての反省点ではあるので、しっかり練習したい」と振り返った。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月19日のニュース